【む】虫(むし) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

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人類・獣類・鳥類・魚貝類以外の小動物の総称、特に昆虫。
人間の体内にいて、意識や心理状態を左右すると考えられていたもの。
一つの事に熱中する人。
 
 
 
 
 
六本木の 21_21 DESIGN SIGHT に行ってきました。

虫展 デザインのお手本

http://www.2121designsight.jp/program/insects/

 

 
昨年、9月末に国立科学博物館の「特別展 昆虫」に行ってます。
ここでは、‘虫(昆虫)’について科学的なアプローチをしていましたが・・・
 
21_21 DESIGN SIGHT の「虫展」では‘虫(昆虫)’を別な切り口でアプローチしてました・・・
まぁ、科学的な部分も多々ありましたが・・・。
 
 
まずは、入り口近くには普通に昆虫標本がありました。
ただ、昆虫は系統だった並びにはなっておらず、無造作でした。
まぁ、導入部ってことなんでしょうね。
 
ただ向かいには、ゾウムシの脚のみの巨大模型です。
 
こちらはカブトムシの頭部の断面で、外骨格を表したものです。
ちょうど小さな角の生えた部分の断面ですね。
 
こちらはスケルトンなカブトムシです。
中にはカブトムシの筋肉があって・・・ちょっと気持ち悪いです。
 
甲虫の翅の構造を再現したモデル。
 
電子顕微鏡で、昆虫のパーツを拡大したものです。
微細部なんですが、造形がスゴイですよね。
 
マンマルコガネというコガネムシの丸まる姿。
 
カミキリムシの系統図です。
世界には約3万、日本にも750超の種類がいるそうですよ。
 
こちらはトビケラの幼虫の巣を展示したものです。
落ち葉、枝、砂等・・・いろいろなもので作られてるようです。
 
ここまでのものを見ますと、科学的なものが多いように思えますが・・・
個人的に興味あるものが、どうも科学的なものばかりで・・・
でも、21_21 DESIGN SIGHT ならではみたいなものもありますよ。
 
「虫」がつく漢字を並べた、ブロック・・・
手前に引くと、漢字の読み方が分かります。
以前に「蟲」のことを書きましたが・・・
「虫」が二つ並んだ漢字もあるんですね・・・
ただ該当の漢字は検索しても出てきませんが・・・。
 
ところどころにですが、「養老語録」というものが展示されています。
この企画展の監修をしている解剖学者の養老孟司先生の語録です。
養老先生と言えば、「バカの壁」がベストセラーになりましたよね。
 
また、同じくところどころに虫の豆知識。
カメムシ・・・そうでしたか・・・
他に、アメンボも溺れるみたいなものもありました。
 
画像等は撮ってませんが、個人的に一番好きだったのは「虫の跳躍」「虫の飛翔」という2つの動画です。
ひたすら、いろいろな虫の跳躍シーン、いろいろな虫の飛ぶシーンを流したものです。
特に甲虫の飛ぶ際の翅を広げるシーンは、何か機械でも見てるようで・・・本当に見ものでした。