【い】一関(いちのせき) ;「行くぜ、東北。冬のごほうび」な旅~岩手編⑥ | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

JR東日本では、「行くぜ、東北。」というキャンペーンをやってまして、特に冬は「冬のごほうび」と銘打って展開してます。

http://ikuze-tohoku.jp/ikuze2017-gohoubi/

個人的にも、これに乗っかって、旅してみようと思い立ち、東北地方を巡ってます。

その第三弾として、3月10日~11日に岩手に行ってきました。

「行くぜ、東北。冬のごほうび」な旅~岩手編です。

 

 

初日は盛岡市街を散策・・・北上に泊まり・・・

二日目は一関をちょこっと回ってみました。

 

一関と言うと、厳美渓や猊鼻渓といった渓谷が有名ですが・・・

行ったのが寒い時期なのと、時間があまりない関係で、パスしました。

回ったのは一関の市街で、一ノ関駅から歩いて回れる範囲内で散策しました。

 

 

まず最初に行ったのが、こちらの空き地・・・

見えづらいのですが、石碑には大槻玄沢邸跡とあります。

大槻玄沢は蘭学者で、杉田玄白と前野良沢の弟子で、それぞれの師の名前をもらって玄沢と名乗ってます。

 

 

その後は世嬉の一(せきのいち)という酒造会社の運営している博物館に行ってきました。

博物館自体は大正7年(1918)に仕込み蔵として造られた土蔵を利用してます。

上の画像のように仕込み桶があったり・・・

他にも酒樽や、日本酒の製造に関する展示が多くあります。

また、日本古来の土蔵建築に西洋式のトラス組の梁を入れた建築は珍しく、和洋両者の良いところをとることにより、大きな土蔵を建てることが可能になったようです。

ちなみに敷地内には、レンガ造りのビール醸造所や石蔵クラストンがあったりと、見どころ満載でした。

 

 

一ノ関駅に戻ろうとしたところ、出くわしたのが旧沼田家武家住宅です。

江戸時代後期、一関藩家老職沼田家の住宅です。

300年の歴史をもち、当時の武士の暮らしを垣間見ることができます。

ボランティアガイドさんもいらっしゃりますが・・・時間がなかったので、ガイドさんに接触しないようにしました。

時間のある人はガイドさんを活用するとよいと思います。

 

 

武家屋敷近くにあった日本基督教団一関教会です。

日本基督教団一関教会は明治38年(1905)創立のプロテスタントの教会です。
現在の建物は昭和4年(1929)とのことです。

 

 

一関・・・

渓谷以外も見どころあるじゃないですか!

でも、機会を見て渓谷は見とくべきなんでしょうね・・・

やっぱ、紅葉の時期ですかね・・・。