【せ】せり鍋(せりなべ);「行くぜ、東北。冬のごほうび」な旅~仙台周辺編① | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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JR東日本では、「行くぜ、東北。」というキャンペーンをやってまして、特に冬は「冬のごほうび」と銘打って展開してます。
個人的にも、これに乗っかって、旅してみようと思い立ち・・・
今年一発目の旅として、1月6日~8日の三連休に仙台およびその周辺を旅してきました。
 
「行くぜ、東北。冬のごほうび」な旅~仙台周辺編です。
 
と言っても、2013年5月、2014年6月とすでに仙台周辺は旅行してますし・・・
2014年の冬あたりから数年 仕事で仙台へ行ってた時期もあるんですよね・・・。
と言うことで、今回はガツガツと観光はしてません。
むしろ、今回は食を楽しむことに行ってきました。
食の中では、せり鍋をひじょうに楽しみにして、行ってきました。
 
 
せり鍋・・・
宮城県の郷土料理。
仙台市から近い名取市などが せり の名産地で、その せりの根っこから葉の先までを鶏肉などと一緒に鍋にした鍋料理です。
もともとは、地元の家庭などではよく食べられていたが、全国的に有名ではなかった感じですが・・・
最近は、TVなどで取り上げられることも多くなり、知名度もかなりになっているようです。
 
2014年に初めて せり鍋を知った時は、完全に全国的にはマイナーな食べ物だったはずです。
 
 
さて、旅の初日の晩に、早速せり鍋を食べてきました。
そのせり鍋ですが、こんな感じです。

鍋には、和だしのスープ。
 
そして、具は せり、鶏肉、豆腐です。
この日は、せりの根っこが切れてしまい、茎と葉をいただきました。
地元の店員さん曰く「根っこが一番美味しんだけど、切らして、ごめんなさいね」・・・
それは、ちょっぴりショックだな・・・。
 
だしを取るために鶏肉と、熱の通りにくい豆腐を先に入れまして・・・
せりは煮すぎないように、軽く通す感じ。
 
せりのシャキシャキの感じが、とても美味しいです。
本当に鶏肉は付け合わせみたいなもので、メインは せりです。
美味しいので、せりだけ追加注文しました。
 
もちろん、地酒もいただいて、おります。
東北地方は米どころだから、日本酒が美味しいです。
せり鍋と日本酒で、とりあえずこの旅の一番のメインの目的が終了しました。
 
しかし、一番旨いと言われる根っこ・・・食べたかったな・・・。
 
 
と思ったら、泊まったホテルの朝食バイキングに、せり鍋がありまして・・・根っこもありました!
朝食バイキングで、ガッツリと根っこをキープしまして、食しますと・・・
 
うん、美味しいけど、飛び切りって感じではないし・・・
せりの部位をいろいろ食べて、全体のバランスの中で根っこがアクセントになるって感じで・・・
個人的には、茎が一番好きかも。
 
 
 
 
 
せり鍋以外にも、いろいろと食べてきています。
 
金華サバ・・・黒潮と親潮が混ざり合う漁場である金華山沖でとれたサバ
 
ばくらい(左)・・・ほや と このわた で作る塩辛
 
おくずかけ・・・野菜、麩、油揚げなどを煮てとろみをつけたしるにしたもの
ここでは、温麺にかけて食べました
 
油麩・・・宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、油で揚げて作った麩
 
蒲鉾・・・ここの場合、蒲鉾がアメリカンドックの衣みたいなのに包まれて売られてました
仙台は蒲鉾で有名ですよね
 
牛タン・・・説明不要・・・
 
 
・・・と言うことで、せり鍋を始め、なかなかのごほうびでした。
・・・旨し!