【お】オーラ・バトラー(おーら・ばとらー;Aura Battler) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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オーラ・バトラー・・・
アニメ番組「聖戦士ダンバイン」に出てくる架空の兵器です。
 
「聖戦士ダンバイン」は、ガンダム人気により派生したリアルロボット作品です。
ちょうど「戦闘メカ ザブングル」の後番組として、放映されてます。
ダンバインの後は、「重戦機エルガイム」「機動戦士Ζガンダム」「機動戦士ガンダムΖΖ」と続きますので、バリバリのリアルロボット路線です。
 
ただ「聖戦士ダンバイン」の世界は、我々の住んでるところとは別な世界の話で・・・
オーラ・バトラーは、その世界の生物の外殻や筋肉などを利用して作られたマシーンであり、人のオーラのエネルギーによって動きます。
余りにもオーラが強い場合、ハイパー化してしまい、オーラバトラーが巨大化してしまうようなこともあります(実際には巨大化しておらず、巨大化したように見える)。
 
そういった意味では、リアルロボットと言いつつ、実はリアルではないマシーン・・・それが、オーラ・バトラーのような気がします。
 
 
 
ただ、オーラ・バトラーの生物のようなフォルム・・・

見てるとカッコイイですね。
秋葉原で、フィギアが飾ってあるエリアがあるのですが、オーラ・バトラーが時々飾ってあると、ついつい撮影してしまいます。
最近は、ガンダムのモビル・スーツよりオーラ・バトラーの方が、カッチョイイと思ってます。
ただ放映当時は、そのカッコよさに気がつかず、ストーリーも難解で、作品は見てませんでした。
 
 
こちらが、前半の主人公機のダンバイン。
IMG_20170617_140541.jpg
淡いパープルの色というのは、当時のロボットアニメの主人公機としては異色だったんじゃないですかね。
でも、今見ると、カッコいいですわ。
 
1枚目の画像の敵方のオーラ・バトラーで、ライネックです。
この機体もハイパー化しています。
 
後ろ姿ですが、後半の主人公機ビルバインです。
カラーリングは、主人公機といったカラーリングです。
しかも、変形して飛行形態にもなります。
実は、「聖戦士ダンバイン」は放映当時に、さほど人気がなかったためスポンサーの意向を汲んで投入されたものです。
そのため、他の機体と比べてしまうと、作品の世界観とややミスマッチなマシーンととなってしまい・・・ちょっと可愛そうな存在です。
ただ、このフィギアの出来栄えは悪くなく、カッコいいかも・・・。
 
 
 
そんな「聖戦士ダンバイン」ですが・・・
世界観の設定の面白さや、生物型のマシーンのカッコよさ、作者の富野由悠季(ガンダムの監督)の思い入れなどもあり、派生作品が結構出てます。
 
そのうちの一つが、OVA作品「New Story of Aura Battler DUNBINE」です。
「聖戦士ダンバイン」以上に、マシーンが生物っぽいです。
 
片方が、その作中にでてくるサーバイン。
ダンバインのプロトタイプ的な位置付けらしいです。
・・・ダンバインより、カッコいいでしょ。
 
もう片方はズワウスというオーラ・バトラーで、「聖戦士ダンバイン」に出てくるズワァースの発展機らしいです。
これは悪魔っぽくって、カッコいいですね
ここまでくると、リアルロボットって言い方は、粋ではないような気がします。
 
 
まぁ、フィギアを見てますと、オーラ・バトラーのカッコよさには惚れ惚れしてしまいます。