【ぬ】沼部駅(ぬまべえき);~桜 2017年~ | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

桜の時期・・・

自宅から徒歩数十分くらいのところにある東急多摩川線多摩川駅および沼部駅の近くの桜スポットが、ここ数年のお気に入りで・・・

毎年、紹介してる気もしますが・・・

今年も行ってみました・・・4月8日のことです。

 

ちなみに、多摩川駅は多摩川線の始発・終着駅で、その一駅先が沼部駅です。

 

 

 

さて、まず多摩川駅から出発です。

多摩川駅は、かつての読売巨人軍の二軍の球場である多摩川グラウンドの最寄り駅です。

多摩川グラウンドは「巨人の星」などでお馴染みです。

 

その多摩川駅から最寄りのバス停に行ったところ、そのバス停の目の前にある多摩川浅間神社の桜をまず見ます。

神社自体は古墳である小山の上にありますが、その麓の桜がそこそこのボリュームでイイです。

バス停からの眺めが一番良いのですが、バスに乗るわけではないので、別なところから見ました。

この日は天候が良くなかったですが、好天なら麓のカフェ&バーのお店でビールでも飲みながら、花見をしたいとこです。

神社自体の由緒は、北条政子が出陣した夫(源頼朝)を追って、富士山の見えるこの地で祈願したのがもとで、浅間神社(富士山信仰の神社)ができたようです。

社殿前は桜は少ないですが、桜の色と屋根の青色のコントラストが良いですよね。

また、ここの神社からは多摩川が眺望でき、多摩川沿いに植えられた桜も見えます。

桜、川、橋、電車・・・そそられるモチーフが多いです。

晴れてれば、富士山も見えるのですが・・・。
そうそう、「シン・ゴジラ」の作中で、ゴジラへの反撃作戦の舞台になった場所がこの地らしいですね。

多摩川駅から川の方に向かって行きますと、丸子橋という橋があります。

この橋の近くと言えば、2002年にアザラシのタマちゃんが出現したところらしいです。

この橋の南に位置する大きな桜の木が、ものすごくお薦めです。

大きな桜の木、川、青い橋・・・そして逆方向を見ると、やや遠くに東海道新幹線が走る姿も見れて・・・

ここもそそられる要素が満載です。

木は一本だけなのですが、ひじょうに大きく、満開時の花のボリュームがすごいです。

そして、下には草の緑と、その花の白い色が綺麗で・・・

あまり注目を集めてないような感じで、静かに見れることもあり、お気に入りの桜スポットでもあります。

丸子橋から東に行ったところに、沼部橋という陸橋があります。

まぁ、橋と言うより、ただ単に下にトンネルが通ってるだけなんですが・・・

そのトンネルから両端の出口から桜が見えて、これが異空間から桜を覗いた感じで、趣があっていいんですよね。

ただ、このトンネルは歩行者以外にも車の通るとこなので、立ち止まってみることができないのが難点なんですけど・・・。

沼部橋下のトンネルは多摩川駅から沼部駅に走る線路に並行した道路が貫通してまして、先ほどの画像はトンネルから多摩川駅方向を見たものですが・・・
トンネルの逆側の道は、六郷用水の用水路が道の脇に復元されてます。

この復元用水路と道路の間に桜が植えてあり、桜並木になっています。

実際の六郷用水は、長いのですが・・・

大田区のこのエリアで用水の一部が復元されてます。

というのも、湧水が綺麗なところらしく、それを活かしてるようで・・・

用水路中に鯉を放してあります。

上を見れば桜、下は鯉・・・そして、雨降り後なら散った桜の花びらもみれて、なかなかのところです。

 

六郷用水沿いに沼部駅に向かいますと、近くに東光院というお寺が出てきます。

ここもお寺の青い屋根と桜の色のコントラストがひじょうに綺麗で、好きなスポットです。

お寺の創建は1594年らしいですが・・・

1380年や1456年などの銘が入った板碑が6基伝存するそうです。

桜以外にも桃が植えてあったり、水路に水車が置いてあったり・・・
ここもそそられるものが多いです。

そして、六郷用水沿いに来た道を、この寺院前の交差点で左に向かって行きますと・・・

桜坂(大田区)へたどりつきます。

桜坂は少し前の記事で書きましたので、省略します。

 

この多摩川駅~沼部駅間の桜のスポットは、個人的に大好きな場所であります。

最後の桜坂が有名すぎちゃって、若干興ざめなところがありますが・・・

他のところは地元の人が楽しんでるような雰囲気で、いい感じです。

 

・・・また、来年もここを回るんだろうな。