【と】等持院(とうじいん);京都お仕事前乗り観光(3) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

仕事の前のりで とある日曜日に京都に入りまして・・・
ちょっと観光してきました。


まず、龍安寺という石庭の有名なお寺に行きました。
龍安寺は、観光客が多くて、若干辟易してしまいました。
特に外人さんと修学旅行生が多かったかな・・・落ち着けずでした。




その後、龍安寺から遠くないところにある等持院に行ってみました。



等持院・・・
臨済宗天龍寺派。
1341年、足利尊氏が天龍寺の夢想疎石を開山に迎え、創建されたお寺です。
尊氏や義詮が将軍であった時代の幕府の地にあった等持寺もこちらに移され、足利将軍家の菩提寺となりました。



庫裡から入場しまして、方丈へ向かっていきますと祖師像なるものがあります。



臨済宗は禅宗ですので、祖師って達磨なんでしょうね。
この祖師像の右手に向かっていきますと、方丈南庭が見えます。



南庭は白砂を敷き詰めたお庭になります。
龍安寺のようにバカみたいに混んでませんので、こちらの方が石の庭を静かに堪能できるような気がします。

ちなみに、縁側の奥に見える別棟の建物は霊光殿と言い、足利歴代将軍の像が安置されています(但し、5代の義量と14代の義栄の像はありません)。

方丈の北庭は芙蓉池と呼ばれる池などを中心に、様々な木々花々があり、見てて飽きませんでした。







庭の小高い所にある建物は茶室で、清漣亭と言います。



実際に、庭に降りることも大丈夫でしたので、茶室も間近で見てきました。

降りたついでに、芙蓉池より奥の方(東方)へ行ってみますと、心字池という池がありました。



その文字の通りで、草書体の心という文字をかたどって造られた池です。
落ち着いた雰囲気でした。

北庭は心字池と芙蓉池を中心に展開されてましたが、その中央あたりに尊氏之墓所がありました。



足利尊氏は評価の良し悪しが分れる人物だと思いますが、個人的には嫌いではない人物です・・・
いや、けっこう好きです。



さて、ここは観光客もほどほどですし・・・
外人さんや修学旅行生は皆無でした。
穴場で、なんか大人の京都って感じで良かったですね♪

北庭を眺めながら、ついついまったりとしてしまい、この日の観光はこれで終了してしまいました。