【し】首里城(しゅりじょう)~後編~;沖縄旅行(4) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

今年初めの旅は・・・
一月の三連休で沖縄に行ってきました。


初日・・・まずは首里城に行ってみることにしました。

すでに首里城の前編を書きましたので・・・
http://ameblo.jp/numach-team/entry-12118293262.html
今回は後編です。

ご参考までに首里城の全体地図は、こんな感じになってます。
http://oki-park.jp/shurijo/guide/51




前回は、この歓会門で終わりましたよね。
ここから先が城郭の内側になります。


その後歩いて行きますと、第二の門である瑞泉門に着きます。

門の手前にある湧水があり、それにちなんでこのように名付けられたそうです。

さらにその先に、大三の門である漏刻門があります。

門の上の櫓に水槽を設置し、そこから出てくる水の量で時間を計ったらしいです。

この後、発券所を経由して有料エリアへ。
ちなみに、発券所は広福門とい門だったらしいです。
ただの発券所だと思って、画像撮らんかった・・・。

そして、首里城の正殿へ行くための最後の門・・・奉神門へたどりつきます。

神を敬う門で、首里城正殿のある御庭(うなー)へ入る最後の門です。
門は三つの口がありますが、中央は国王や支那からの冊封使等の限られた人物だけが通れる門だそうです。
それ以外の役人等は両側の門からの入城になるそうです。

そして、御庭へ。

真正面に見えるのが正殿です。
まさに首里城の中心部になります。


正殿の細部を見ますと、けっこうカラフルですよね。
また龍の柱が正面の左右にあったりします。

正殿に向かって右側に南殿と番所があり、左に北殿があります。
現在は、南殿・番所から内部に入ることができ、その中は展示室となっています。
南殿から奥書院、黄金御殿を経由して正殿の内部に入ることもできます。
内部は原則撮影禁止なのですが、本殿の一部は撮影できるとこもあります。

その撮影OKなのが、正殿二階の御差床(うさすか)です。
国王の玉座になります。

正殿の一階に降り、北側から出て内部見学は終わります。
北側には北殿がありますが、現在 そちらは売店などがある休憩スペースになってます。

現在の見学ルートで行きますと、正殿の北側へ出ると有料エリアが終わります。
その正殿の北側にでたところに淑順門という門があります。

現在、門は通ることができず、その先には御内原(おうちばら)というエリアがあります。
御内原は国王やその家族が暮らすエリアで、現在は復元工事中で入れません。
今後、こうご期待ですね。

正殿の北側には右掖門という門もあります。

現在の見学ルートで行きますと、正殿を見た後はこの門から退出となりますが・・・
歓会門からこの門へ直接へ行けますし、また淑順門へも直接行ける門となっています。

そして、現在の見学ルートで行きますと、右掖門の西にある久慶門から城郭の外へ出ることになります。

そういった意味では、ここも本来は城郭への出入り口の一つとなります。
歓会門が正門であるのに対し、ここは通用門で主に女性が利用したといわれているそうです。
また、国王が寺院を参詣したり、北の地方へ行幸する際に使用したとも言われてます。

城郭への出入り口の門は、歓会門と久慶門がありますが・・・
もう一つ城郭へ入れる門として木曳門と言う門があります。

歓会門の南に位置しますが・・・
この門は首里城の修復工事のときにのみ、資材の搬入口として使用された門になるそうです。
普段は石積によって封鎖され、数年に1度の工事のとに撤去して使用したそうです。



首里城に関して自分が見たところは以上になります。
もう少し細々と見る場所もあったのかもしれませんが・・・。

城と言っても、現在復元されてるものは・・・
政庁および王の居住としての城であり・・・
構造的には、日本の城より支那の城に近いように思えます。