【し】子午線(しごせん);播州弾丸旅行(6) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

年末の土日で、播州明石・姫路に行ってきました。


初日の土曜は姫路城観光でほぼ終了。
二日目は明石をうろついてみました。
その続きです。


明石と言えば・・・
日本の標準時を定める東経135度の子午線上にあります。
ちなみに、子午線とは地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ線になります。

そんなこともありまして、子午線上にあることを示すものが街中にあるようです。
そのうちのいくつかを目にしましたので、ご紹介いたします。



明石市立天文科学館が子午線上にあることを以前に書きましたが・・・
そんなこともあり、子午線標柱があります。



画像が切れてますが・・・
標柱の上部にトンボの飾りがあり、トンボの子午線標柱と呼ばれてるようです。
ちょうど柿本神社から科学館を覗いた位置にあります。


海岸に向かい南に降りて行きますと・・・
平忠度の腕塚神社の近くに明石子午線郵便局があります。



子午線上に位置する郵便局で、駐車場に子午線が描かれてました。
中に入ってませんが、局内の床にも描かれてるそうです。


更に南に向かい、子午線交番という交番があるのですが・・・
そのそばに子午線通過地標柱があります。



説明板を読んでみますと・・・
明治17年に万国子午線会議がワシントンで開かれ、そこで世界の標準時の取り決めが行われたそうです。
それを受け、明治21年に東経135度の子午線上の時刻を日本標準時にすることのなったそうです。
当時の一般民衆は、その子午線が明石を通過してることをほとんど知ってないようでしたが、明石郡小学校の先生たちがその重要性に気づき、自分たちの給料を割いてこの標柱を建てたそうです。

昔の先生って、すごいですよね!
本当に教養人だったんですね。