仕事で長野県上田市に行くことがあります。
上田と言えば、真田氏に関する見どころが多いのですが・・・
それとは別に気になってる観光スポットがあるんですよね・・・
よく仕事のためタクシーで移動してる際に目にしてるところ・・・
それが、信濃国分寺跡です。
国分寺は、奈良時代に聖武天皇の詔により日本の各国に建立された寺です。
今まで、陸奥、下野、武蔵、相模、播磨、安芸、出雲、讃岐、筑前・・・そして総国分寺の東大寺・・・
これくらい国分寺跡もしくは国分寺に行った覚えがあります。
こうきたら、せっかくの上田市にある信濃国分寺跡も行っておくべきですよね。
さて、上田での仕事が終わって、ちょっとイイ感じに時間が余りまして・・・
お昼休みがてら、行ってみることにしました。
ちょうどタクシー移動でしたので・・・
「運転手さん、国分寺に行ってください」
「了解しました」
さて、そろそろ国分寺に着きますと言うので・・・
わくわくの信濃国分寺跡とご対面と思い、外を見てみますと・・・
立派な門・・・
奈良時代の国分寺の跡とは思えない。
着いたのは、信濃国分寺・・・
聖武天皇の詔で建てられたものの後継寺院に当たり、天台宗のお寺になり、別名「八日堂」と呼ばれてるそうです。
敷地は奈良の時のものと違う場所にあります。
見たかったのは後から建てられた現存してるお寺ではなく、過去のお寺跡だったんですけどね・・・。
でも、せっかくなので・・・
今もある信濃国分寺の見学継続です。
こちらは重文にも指定されてる三重塔です。
室町期建立と推定されてるそうです。
各地に奈良時代の国分寺の後継寺院がありますが、古い三重塔があるのは珍しいそうです(運転手さん情報)。
さて、現存の信濃国分寺のある地域とバス通りを挟んで、逆の地域を見てみますと・・・
現在は公園のようになっており、近くに資料館もあります(・・・入らなかったけど)。
奈良時代の建立の寺域を回る・・・
古代のロマンが感じられ、好きなんですよね。
古代の国分寺の近くにはセットで国分尼寺も建てられるのですが・・・
信濃の国の場合、すぐそばに建てられてたようです。
国分尼寺跡もほぼ同じエリアにあるのですが・・・
現在は国分寺跡と国分尼寺跡のメインエリアの間を鉄道が通ってまして・・・
分断されてるんですよね・・・。
そのため、国分尼寺跡の方も足で踏みしめたかったのですが、線路があって断念です。
ちょっと勿体無いですね・・・。
とりあえず、お昼の休み時間も終わるので、国分寺関連の見学を終了。
この後はタクシーを使わず、信濃国分寺駅より鉄道にて上田駅に向かったのでした。
鉄道をやや批判して、その鉄道を使う矛盾については、ツッコまないでください。