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(又)おだわらぐらし はじめました

 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

23日(月祝)は三の丸ホールへ
「東海道完成400年記念 / 第七回 街道交流会」という無料の講演会を聞きに行きました。

「街道交流会」は平成29年(2017)に「街道観光の振興及び歴史や文化の伝承を目的として~」 静岡市で始まったもので、今年はその「七回目」が小田原市で開かれた~ んですね。(補足/ 更に今年は東海道五十三次に最後に開かれた宿-庄野宿(ショウノシュク 鈴鹿市)が完成した1624年から数えて400年の節目の年~。// 尚、東海道は後に大坂まで延伸されており 大坂までの「五十七次」という呼称もある事を 打ち足しておきます。)

↓資料の表紙。「東海道道中屏風」より小田原宿あたり_

(↑お城の石垣の下に「ういらう(外郎)」の文字が見えます。)

(↑各コマのテーマ パネラー・講師の紹介)

↓第一部の 春風亭昇太師匠を交えての「トークセッション ”東海道と城”」は撮影OKでした。(「是非SNSに上げて下さい」と言われ 多くの人が携帯を取り出し ぱちぱち...)


(↑ちょっと余談ながら 昇太師匠の羽織についているのは 今川の馬印「赤鳥紋」NHKの大河ドラマで今川義元役をなさってから これを紋になさっているのだそう。)
このコマでは 浮世絵に描かれた街道沿いの城 を中心に、江戸時代の土木技術の素晴らしさなどが あつく語られました。

続く基調講演では「『東海道五十七次』の魅力と楽しみ方」と題して 「街道」が 現代人の持つあらゆるジャンルの知的好奇心(地理歴史建築土木や文学語学 更には健康)の受け皿になる というお話~ を聞き、
(江戸時代、継飛脚の整備のために作られた街道の種々の業務が 明治の郵便事業に引き継がれている話~ とか 興味深かった)

最後の「西さがみと街道・文化の講演」では 地元(小田原・南足柄・箱根・湯河原・真鶴)を代表する各方々の 「地元!」な話を聞きました。 が聞く側も「地元民」なので 例えば「真鶴の口開け丁場」のような ものすごくニッチな? (物理的な意味でピンポイント) 場所の濃い話にも みんな「ほぅほぅ」と聞きいりました。(多分開催地が他のエリアじゃあこうはいかなかったでしょうー^^;)

~という訳で 資料の字面から「地味?」と思われた各講演も 思いのほかに(失礼)面白かったのでした。
最後まで聴講して良かった! / おしまい。