

「城下町最中と へっちょい下さい」と言ったら、奥様に_
「あー・・・ ごめんなさいね へっちょいはこのごろ作ってないんですよ。」と言われました。
えーっ
(実は お城の形の最中「小田原 城下町最中」と 籠を模った紙の容器のお菓子「へっちょい」を 並べて撮ったら 「行楽の秋っぽくてイイんじゃないかしら?」なんて思ったのですがーーー)
と_ ともかく そういう訳だったので 今回は最中のみ頂きました。


(↑一番小さい 5個入り900円)
↑早速頂きます。

どうだいこの立体感。

「立つ」のよ?

んー やっぱりこれ、と「へっちょい」を並べてみたかったなあー・・・。
(へっちょいの復活、 をそっと望みながらー)
頂きました。

<+>
お菓子についていた しおり。


↑「__四季の趣に富んだ小田原は 温暖な気候により、十二月には早咲きの梅が開花し、古くから梅の里として知られています。__」ああ、小田原を紹介するのに ぴったり の小文です。 添えられた万葉集の
「相模路(サガムヂ)の、余綾(ヨロギ)の浜の、真砂(マナコ)なす、子等は愛(カナ)しく、思はるるかも」も抒情的で良い歌。 相模に住む者の教養として覚えたいと思います。
<++>
へっちょいが売られてた頃の風月堂さん。(↓入口横にも「へっちょい」と書かれていました。)
「へっちょい」は 箱根の駕籠かき達の かけ声 だったと言います。 箱根湯本の芸者さん達のステージでは 最近もまだ「箱根へっちょい節」が歌われたりしてるんですよ?(2022年の小田原競輪場での湯本の芸者さん達の出し物⇒*) / お菓子の「へっちょい」も 残してもらいたいものだなあー・・・