


(2020年に出来た「虎ノ門ヒルズ駅」。初めて来たので どっちを向いても珍しく あちこち パチパチ撮ったー^^;)



江戸見坂をてくてく上って~


ホテルオークラ前を通って尚行くと~


↓集古館に到着。(昔は宿泊者しか入れないところでしたよねー。 私は「初めて」お邪魔いたします。亭主は来た事あるそうですが・・・)

今は(2019年以降)一般に公開されています。(ただし有料で)
↓建屋が中国風であるところに まず「あら」と思わされますね?

大倉さんは中国での貿易や軍需ビジネスで財を成し 中国の文化に触れて 中国の美術品の蒐集をなさった方。 小田原にあった大倉さんの別荘「共壽亭」(←後に旅館「山月」となっています)にも入口に中国風の獅子が置かれるなど中国趣味が見られ 興味深く思った事でしたが、ここはまあ 本当に中国の建屋をそのまま持ってきたかの様↓。

↓時に_

この日掛かっていたのは「茶道具名品展」と題された展示会でしたがー


↑ありゃ? よく見ると・・・「出光美術館(←現在建て替え中で休館しているところの)所蔵」とあります。/ 集古館の常設展ではありません...。
そーだったのかー。でしたが、 折角来たのです、お邪魔して鑑賞させて頂きましょう。
と_ その前に建屋周辺を きょろきょろ。

↑入口前に置かれた二基のブロンズの灯籠は 元上野寛永寺にあった物とか。(二つの灯籠はよく似てはいますが、手前が寶永六年(1709)、奥が延寶九年(1681)、と 別に作られた物だそうです。)


近くに置かれていたあれこれ。

↓朝鮮時代の石の羊。(普通陵墓を守る羊は「一対」で置かれるものですが こちらの羊は一頭だけ、でした。多分元々は相方もいたのじゃないかしら?)

↓同じく朝鮮時代の 一対の文人石。(こちらも羊と同じく、陵墓を守るために作られた像でしょうね?)

もうイッチョ。

↓八卦(ハッケ)紋鼎(カナエ)香炉。

一対の亀。/こちらは大正2年に武石弘三郎が作った「双亀」という作品。

↓これは「竜頭(明時代)」ですって。

竜の頭? 体もあるジャンと思いましたが 竜頭(リュウヅ)というのは鐘の頂部の 吊り下げ金具を掛ける部分の名称、だそうです。(説明板に"Cannon of the bell"と書かれていたのでそうと分かりました)
↓建屋側に大倉さんのブロンズ像。


↑大正2年に武石弘三郎が作った「大倉鶴彦翁像」ですって。(鶴彦(カクゲン)は大倉さんの号、ですね?)/ パ っと見、並んで写真を撮るのにヨサゲな作品に思えますが、実は等身大より少し大きく作られており、一緒に写ると奇妙な絵になりそうでした。
さて、建屋内に向かいましょう。

館内は撮影禁止。_ でしたが、建屋外観や 入口上の額、 テラス、ベランダ部分の彫像、階段の意匠などは撮っても良い と書かれていたので ぱちぱち。




二階ベランダ部分。


奥に座っているのはー


↑達磨さん、でした。
↓達磨さんの前からお庭を見下ろしたところ。



(↑池の向こうに見えるのはホテルオークラ_正式には「The Okura Tokyo」のオークラ プレステージタワー。)
階段で一階へ。

↓親柱(?)の上の狛犬。

↓踊り場から振り返って見たところ。

(↑欄干の柱の上に載る グリ紋のあるオブジェ、異国風で面白い。)


↑建物好きには この階段も「見所の一つ」です。
↓地下の「獅子達(重要美術品/魏普南北朝時代)」。


↑この獅子は関東大震災の折の火災で破損した~ そうですが、その後修復されここに置かれている、との事でした。
さて、「出光美術館所蔵の茶道具銘品展」は_
面白かったです。

↑特に目玉であった(ポスターにも載る)野々村仁清(ニンセイ)作 色絵芥子文茶壺の美しさは 素晴らしかったですね。(金に縁どられた花もさりながら 葉の緑の鮮やかな事。)
出光の学芸員さんから この壺の歴史も伺いましたが、 これが又 面白くて_。
この壺の 先の所有者は古河財閥の古河家。北区西ヶ原の洋館-古河邸の_マントルピースの上に飾られていた、そうです。が 関東大震災で割れてしまう_。/ 今あるのは「修復」なった姿、なのですって!(そうと聞いて近寄ってよっく見ましたが、接いだ跡 まったくわかりませんでしたー。修復師の腕の見事さよ。)
本当に これ一点の為でも 「来てよかった」と感じた事でした。
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しかし 今回見たのは出光美術館所蔵のお宝。これはまだ私達 「大倉集古館に行った」という事にはならないようなー?
大倉集古館、(収蔵品を見られる日に)又改めてお訪ねしたく思います。

(↑池側から撮った建屋。/ むーん、明るい内に撮るのだったなあー・・・)
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ではホテルの方へー。

ホテルロビーのお花。


提灯の下の桜。やや厳しい表情の石との対比が面白いですね?
窓側に飾られていた雛人形。

バックの金屏風の後ろも又金屏風風の壁で ゴージャス!

(↑右の男雛、冠の纓(エイ)がピンと立っています。かなり御身分の高い方のようですね?)
尚これは 大倉喜七郎氏(←喜八郎氏の息子)が寄贈した 「大倉家ゆかりのひな人形」との事でしたよ?

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この後は 再び江戸見坂を下り、虎ノ門ヒルズ駅から地下鉄に乗って~ 帰りました。

おしまい。