嶽之下宮の奥宮へ(クアの道-1) | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

では地蔵堂川沿いの散策路「クアの道」を通って まずは嶽之下宮の奥宮まで行きましょう。


(「クア」は ドイツ語の「クア・Kur(治療)/オルト・Ort(場所)=療養地、 + ウォーキング」の略で、 ドイツ式の 豊かな自然の中を歩いて心と体を健康にする運動療法だそう。)

↓小山町(オヤマチョウ)のクアの道 「足柄古道・銚子ヶ淵コース」はこちら。(クアの道は全国あちこちにありますが小山町にはここの他「須走・富士山眺望コース」という絶景コースもあるそうな。)
http://www.kurortwalking.com/file/shizuoka/shizuoka02.pdf
(↑この地図には宗教施設は載せないようにしているのか 記載がありませんが 最初の目的地「嶽之下宮の奥宮」は「④」辺りです。)
因みに実際は 銚子ヶ淵のもう少し先の「古滝」まで行っております。

(↑グーグルマップには足柄古道は全然書き込まれておりません。が とりあえず「古滝」は載ってましたので 「奥宮」「頼光対面の滝」「銚子ヶ淵」を やや適当に 描き入れた地図を貼ります。)

↓右手は小学校のプール。

↓水を川に落とすバルブがありました。


↑あ、あれ? バルブと繋がってない穴もある? (他からの排水用の穴ですかね?)
↓プールの先には 児童公園。ブランコだか タイヤ吊 だかは撤去されていましたが シーソーは三つもありました_。

先へ行きます。

(↑あ、公園名は「向方第2遊園地」って言うのね?)

川を渡ります。

架かる橋は「神田橋」。


(↑又あった「クアの道」のプレート。あら ここは「心拍数計測」するポイントでもあるのかな?)

橋から見た川下側。



少し先で舗装路は終わっていました。

↓道脇に案内板。


↑柱の上に金太郎。

ここからは未舗装路を歩きます。

道脇の古い石の道標。


↑むーん、読めません。(最初の字は「右」かな?)

鳥居の奥にはー


小さな祠。/神名を記したものは見当たりませんでした・・・。(ありそうなところでは 山の神さん かしら?/箱根はあちこちに山の神さんの小祠がありますので_)

又行くと_

左手に沢と その脇に石を敷いたような小径が現れました。

これは・・・ 整備された道 の跡 でしょうか?


_ともあれ 我々は「コース」の方を歩きます。


ん?橋を渡った先に 案内標が立っています_。

「林道 戦返線 起点 小山町」
何でしょうね? 戦返線 って?
(調べてみるとこれは_ ここでは「戦返/せんがえり」と書かれていますが もう少し先では「戦ヶ入線」と表記され「せんがいり」と呼ばれる林道で 古い街道と重なる道~ のようでした。/ 尚「戦返(センガエリ)」・「戦ヶ入(センガイリ)」は 1335年の「竹下戦(タケノシタノタタカイ)」の始まった場所 を意味する、 そうです。)

道なりに進みます。




↓川と道の間に貫門が現れました。


さっき寄った「嶽之下宮」の奥宮です。



(門の前には 4~5台分と見える参拝者用駐車場が設けられていました_)

お訪ねしてみましょう。


(写真では分かりませんが、この神域を囲むように水が流れています。)

この赤い橋は「縁結びの橋」でそうです・・・。(照れますね)

その先に東屋。


その先に神籬(ヒモロギ)と見える 注連縄を回した石 近くに福の神の石像も置かれています。


あら、門柱の先にお不動さん。


↑神仏混交の時代 (特に修験道において)不動明王は 滝のそばに祀られてきました。この像はその伝統にのっとって置かれているのかな?
↓近くに滝も見えましたのでそのように感じられました。



お不動さんの横のお賽銭箱にお賽銭を入れて挨拶し_ お参り終了。

東屋も覗かせてもらいましょう。


↑神籬側(北)に「嶽之下宮奥宮」と書かれた札。
扉に鍵はかかっておらず 自由に中に入る事ができました。/ 中には祓串(ハラエグシ ハライクシ)も置かれていましたよ。自分で自分を祓ってからお参りすべきだったかな?

引き返してー

「クアの道」に戻り 先へ進みます。


↓道の左手からは さっきお参りした奥宮の東屋を見下ろす事ができました。

↓坂を上ると右手には 地蔵堂川から引いた農業用水(?)の水路とその水門が現れました。



↑水門が設けられているのは 地蔵堂川の左岸の堤なんですね?
↓川を渡ってから 振り返ってみた水門。

↓橋から見た 川上。


↑岩の間を縫って流れて来る沢山の水の筋。まるで自分が現れているような気分に。気持ちいいー。

次の目的地は「頼光対面の滝」です。


_つづく