「鰆がいいですね 脂がのって~。みぞれ鍋とかどうです?」。(サワラは魚へんに春と書きます。実際に瀬戸内では3~5月が旬だそうです。が 関東での旬は12~2月、なんですってー)
_実は 恥ずかしながら私、みぞれ鍋というものを知らずー(おろし大根をみぞれにみたてた料理~ とは知っていましたが 見た事も 食べた事も) 「それは是非!」とお願いしました。
↓という訳で 某日夜(なぜなら権さんは 昼は1000円定食のみ、のお店ですので)~

「こんばんはー」
お店に入ると カウンターにすでにお鍋がセットされていました。


↑へーっ これが みぞれ なべ_?
↓あ、本当だ 出汁をはって火にかけると だんだん 上の大根おろしが「みぞれ」状にー。

~と 鍋を見守りつつ あれこれ頂きましょう。

↑って、まずはお酒ー。(亭主はいづみばしをあえての冷で。私はいつもの 梅酒のソーダ割^^)
↓先付けは_ せりのお浸し 蛍烏賊 南蛮漬け。

とそこへ ヨコワ(かな?)のカルパッチョ。

↑脂がのって ぴかとろ。
私「ご飯下さい。」/ しかし亭主は「お酒がすすむー」...。
そうこうしてたら 大将が「お鍋、もういいですよ?」と声をかけてくれました。

おー こ これが みぞれ鍋。
大根おろしの下には 白菜と水菜 そして 下味を付け片栗をまぶして揚げた鰆 が入っていました。それをおたまですくって~。
あら、おいしい。香ばしく揚がった鰆が出汁を含んで、 ボリュームがあるのに 大根おろしのせいでしょうか さっぱり と頂けます。/ へー これは 家でもやってみましょう。
で私は「ごはんがすすむー」だったのですが・・・ 亭主はいつまでも「お酒がすすむー」状態で_

↑強肴の 平目の味噌漬けの炙ったの、が出てもまだお酒をお代わりしてー とうとうご飯を頂かないまま「満腹」になってしまいました・・・。。。(困ったものです。)
- - - - -
さて、残った鍋は 持ち帰り にさせてもらいました。
大将が「雑煮にすると美味いよ?」と教えてくれたので へー そんな食べ方が? とちょっといぶかりながら オススメに従ってやってみたら これが またー

↑美味しかった!のです。(油と餅って 合いますねー?)
この雑煮のために 前夜みぞれなべをするのもあり、かな~^^)
ともあれ 今回知った「鰆のみぞれ鍋」は これから我が家の定番 になりそうです。/ めでたし めでたし。
<+>
後日(器を返しに行ったおり_)
「みぞれ鍋の残りで作ったお雑煮美味しかったわー」と言ったら 大将が 「揚げ餅のお雑煮も美味しいですよ」と教えてくれました。/ なるほどー! 作ってみましょう!