「生命の星・地球博物館」へ寄ってみましょう。


箱根登山の線路を潜り、国道一号線の上に架かる陸橋を渡ります。

(↑「神奈川県 温泉地学研究所」への案内板。/ ここへは後で行ってみましょう。)



さて (このブログ的には) 毎度過ぎる この場所ですが_ 今回はちょっと趣が変わっております、よ?

↓ありがたくも亭主が65歳以上~ とて「お安く」入館できております。

冗談です そこじゃありません_
↓常設展ではなく 創立30周年の「特別展」 を見に来たのです。


特別展には 博物館が所蔵する120万点もの資料の中から「えりすぐり」の展示物が並んでいる~

~と聞いて来ましたが あれ? 白状すると「地味?」

↑普通種の狸の頭蓋骨って こんなにはいらないんじゃないの? _ と思ったのだけど「沢山あるからこそわかる事」もあるのだそうで・・・ へー。(例えば上では 左がオス 右が メスの標本。性差だけでなく個体差もある事など 一つ二つの展示じゃわかりませんよね。なるほど。)↓

↓このコーナーは_


↑パっと見 ジビエのレストランのショウウィンドウのようですが 「岡田コレクション」と呼ばれる(つまり岡田氏による寄贈品で)1920年~’40年に収集されたライチョウ類の標本。そんな古い物とは見えません。 尚「胃の内容物」までが保存されており 学術的な価値も高い物、だそうです。
他にも こんなところが 見る価値あるメズラな標本~ でしょうか。


(↑図鑑に載る写真のオリジナルがここにある、のです。)
↓これも珍しいもの。

ヒョウモンシャチブリ

詳しくはこちらを↓。
https://nh.kanagawa-museum.jp/www/contents/1600324209381/index.html
展示されているものはどれも価値ある物ばかり~ なのでしょうが私達的には 今回の目玉は何と言っても これ。

「リチア(リシア)電気石」の標本。(電気石(トルマリン)と呼ばれますが 表面に微弱な電気は帯びるものの 電気を通さない絶縁体 なのだそうです。へー?)

色んな色が現れる石で、切り出し方によっては「ブルートルマリン」「ルベライト」など アクセサリー用の貴石となるそう。

でこれが話題の「ネギ石」の別名を持つ(???)鉱石。

(本当に 想像以上に葱!^^;)

↓来歴 までボードに書かれてましたよー。

いやー これだけでも 見に来る価値ありますね? (「ネギ石」という名前を付けた人、エライ!)
ここは 「三葉虫が見た世界」というコーナー。


↑右にいるのは アサフス・コワレフスキイ という壊れやすそうな名前を持つ三葉虫。彼には潜水艦の潜望鏡のような (カネゴンみたいな?)にゅっと飛び出た目があったらしい。
↓なんと これも三葉虫。

(↑ウミユリかと思いました・・・。)シコピゲ・エレガンスですって。/その名の通り優美ですー。
みどころ 全然抑えられていないのでー
<

↓テレビ神奈川のYouTube動画 共有させてもらいます。
(↑感謝。)
<だそく>
地球博の所蔵するアイテムについては 今年7月に放送されたNHKの「ザ・バックヤード」で詳しく紹介されていましたが_
はて ほんの数か月で 内容結構忘れてしまいました。
ここを訪ねたら又番組の動画観られるかも~ と思っていたのですが そんなサービスはありませんでした^^;) と それは仕方ないとしても せめて概要をパネルでなりと知らせてくれたらいいのに~ でした。
この後は 地球博の西隣に建つー







↑「温泉地学研究所」を覗いてみました。 / つづく_