小田原駅東口の「米橋(ヨネハシ)」で天ざるを頂きました | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

相変わらず暑い日が続いております。
こんな日はやはり お蕎麦がいいですね?

_という訳で 東口の米橋さんへ行ってみました。

(↑奥に見えるのは「東通り商店街」。)


何度か お店の前は通っているのだけど 入った事はありません。 入口が少し奥まっているからか ちょっぴり気おくれする。 でもとりあえず 表に出てる札に_

↑「天ざる」「そばがき」ってあってー、 その横にもういっちょ って感じで「見立て料理 旅籠(ハタゴ)食より一汁三菜 天ぷらそば付」ってあるのだから お蕎麦屋さんよね? お蕎麦屋さんなら そんなに緊張しなくてもよいはず~ などと思いながら入店~。


カウンター席へ通されました。

メニュー。

壁には お酒のリスト。(飲ます気マンマン?)


天ざるを二枚、とお願いすると_
御店主、まず 天ぷらの用意にかかられました。

ネタは 海老 イカ 骨切した鱧 茄子。

これが 全卵を入れた衣をつけて(浅草あたりの天ぷら屋さんのそれを思い出させる) ややフリットに近い感じに揚げられていきますー。

揃うのを待って~ と思ってたら御店主
「いやいや 揚がったのから 召し上がって下さいよ」とおっしゃる。

確かに 天ぷらは揚げたてが一番!


天ぷらを頂き終えた頃_
お蕎麦がきました。

ちょっと切りムラがあるけれど そこもかえって自然で良い感じ。 そして よくさらされ「しまった」 私達の好みのお蕎麦。

蕎麦湯まで美味しかった!です。


で ご馳走様~ と言ったら 御店主が、
「うちは 見立て献立 というのもやってますんで、 よかったら次の機会にね 召し上がってみて下さい。」とおっしゃいました。
見立て献立~って どんなものですかね? と尋ねたら_
「うちの(お店の)HPにも載せているんですがー
昔の武将は どんな食事をしていたのか~ とか 明治時代は~ とか かつてのお膳の再現 ですね。」との事。

なんと御店主_伝統料理の研究もなさってらっしゃり 村井弦斎の小説『食道楽』に登場する_今では 食べる事がなくなっている料理について 講演 をお引き受けになった事もある~ そうです。/へぇ~っ。

(↓お店のHP)
https://yonehashi.jp/

メニューの「伝承会席」 一度頂いてみたい。

・・・でも まずは村井弦斎の『食道楽』を読んでから~ かな?/ 因みにこの本は 「青空文庫(←著作権切れの作品をWEB上で無料紹介するサイト)」で読む事も出来るんですよねー ⇒

↑ショップカードを頂いてわかったのですが_
米橋さんは 元々はお蕎麦屋さんではなかったんですね。(お蕎麦は 以前は 会席料理の締め として打っていた~ そうです。) / 時代が変わると需要も変わり~ この頃になって、軽めのお昼として旅行者などに受けの良い お蕎麦 を前に出すようになった という米橋さん_。

↑そうと知ってからお店の前のお品書きの札を改めて見る_。/ 本当だ 表には「歴史をたべる 伝承会席」「古(イニシエ)の郷土食いろいろ」~ などと書かれています。 // ん~ 「なるほど~。」です。


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<おまけ>
米橋さんの近く(同じブロック、東側)に 「麺屋 加藤兵太郎商店」という店名の新しいラーメン屋さんが 「開店準備中」 でした。

(以前「ハイカラ食堂グリドル」だった場所、ですね?)

「いいち味噌」の加藤商店さんが出す 味噌ラーメンのお店~ みたい。/今月21日(土) オープン予定、とか。 開店なったら覗いてみたく思います^^)