昨日(7/6・土)は三の丸ホールへ 新日本フィルハーモニー交響楽団の「サマーコンサートin小田原」というコンサートを聴きに行きました。
指揮は藤岡幸夫さん、ピアノは小林愛実さん(2021年のショパンコンクール四位)です。
暑い あつい ~ ふー
(↑会場の「三の丸ホール」は 観光客のための「クーリングシェルター」にもなっていました。)
開演前に 藤岡さんによる「トーク」がありました。
でこれが 指揮者直々の解説~ というのに「軽いノリ?」で (何しろノッケから「こんにちは 司会の藤岡です ちがった 指揮者です」みたいな感じ・・・) 何やら難解そうな曲が並んでいる と見えた演目が 楽しみな「出し物」に思えて参りましたよ? (因みに「司会~」とおっしゃったのは BSテレ東 の『エンター・ザ・ミュージック』で司会をなさっておいでだから かな?)
プログラムは_
・リムスキー=コルサコフの 「スペイン奇想曲」
・ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」
小林さんのアンコール_
・ショパンの「幻想即興曲」
- 休憩 -
・ロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲
・ビゼーの「カルメン」より_ 第一幕への前奏曲/ハバネラ/アラゴネーズ/闘牛士の歌/ジプシーの歌
・〃「アルルの女」第一組曲より_カリヨン、第二組曲より_メヌエット/ファランドール
オーケストラのアンコール_
・グリーグの「過ぎし春(The Last Spring)」
(↑絵は終了後のもの_)
いや~ 良かったです~。
音楽そのものも 演奏も素晴らしく 又 メズラなハプニングもあってー (演奏中第一バイオリンが一丁絃切れを起こし 弦の切れたバイオリンが「後ろへ 後ろへ」と回されて 最後の人がそれを持って退場した~ のです。こういう お約束 があるのは知っていましたが実際に見たのは初めて。) 得難い体験ができた という気持ちになりました。
<+>
オーケストラのアンコール曲_グリーグの「過ぎし春」では バイオリンが不思議な シャリシャリした音でメランコリックな旋律を奏でていました。/指揮者の藤岡さんによると これは「雪解け」の表現なのだそうです。
そうと知って聞くか 知らずに聞くかは違うので、 先にレクチャーがあった事「ありがたいな」と感じました。
楽しい解説つきのこんなコンサート、またあるといいなー。