大谷石(オオヤイシ)採石場跡 ラクダ岩あたり | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

宇都宮に二泊した私達は
二人で日光街道を歩く会の 「分科会」を立ち上げ(?)
大谷町(オオヤマチ)の「大谷資料館」へ行ってみる事にしました。

まず 宇都宮駅駅西口からバスで「資料館入口」へ。

到着ー。


↑いきなり目の前に不思議な巨石が。(実際は 掘り残し?)

資料館へ行く前に ちょっと寄り道します。/ 降りたバス停の先の分かれ道を左へ進むとー


↑面白い形の岩山が見えてきました。
「よし ラクダ岩と命名しちゃる」と言ったら 亭主に 「実際『ラクダ岩』っていう名前みたいよ?」と言われました_。(誰が見てもラクダに見える岩 という事ですね。)


歩道脇には 大谷石を使った街灯(フットライト?)。


さて、大谷石というのは~
「軽石火山礫凝灰岩」で 軽くて加工しやすいのですが (その他 断熱性が高い 吸音性が高い) 反面「もろい」というマイナス点もあります。

↑って いや これは人為的にヤられたものだと思いますが_。


右手を見ると~
形を変えていく ラクダ。

↓あ、これはラクダではありません。(違う場所の切り残し。右端にチラと見えているのが ラクダの鼻先です。)


↑何と呼ぶべきでしょう? 三つの頭を持つ・・・ケルベロス?(ハリポタだと フラッフィー)
↓近寄って見あげるとスフィンクスのようにも見えますね?


さて その先にー





「旧帝国ホテル中央玄関前の壺」
(これを見に来た。)


↑「旧帝国ホテル中央玄関前の壺
 宇都宮市の特産である大谷石は、古来から建築・土木用材として使われてきましたが、全国に知れ渡るようになったのは、20世紀建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが、1923年(大正12年)に完成した旧帝国ホテルにふんだんに使ってからです。これは、その中央玄関前にあった壺(半球形モニュメント)を習作したものです。大谷石の加工技術を継承し、発展させようと活動している集団「プロジェクト008(オオヤ)」がモニュメント本体を、それを囲む装飾土台は一般の方々と当集団が共同で制作しました。ホテルのごく一部分にも、ライトのみごとな才能を見てとることができます。」

_帝国ホテルに用いられた大谷石の採掘現場は この裏手で 今も「ホテル山」という通称が残っています。

↑何でも、「ライトの下で働いていたアントニン・レーモンドと事務所の日本人スタッフ内山隈三が宇都宮に出向き 大谷石採石のため採石場を「ひと山」(←すごい単位!)購入した~」 そうですよ?

さて 大谷石がふんだんに使われたエキゾチックな旧帝国ホテルはー
大正12年(1923)9月1日、関東大震災の その日 に開業しています。が奇跡的に(?)被害はごく小さく、大谷石は 耐火性・耐震性に優れている と評判に。

第二次世界大戦すら(なんとか)絶えた旧帝国ホテル。(戦後GHQに接収されていますが、そのおかげ(?)で焼夷弾で焼けた箇所等々 復元された といいます)
ですが、営業再開されると間もなく 高層ビルへの建て替え が決まり ライトが手掛けた箇所も撤去される事に。
文化的にも歴史的にも価値ある建造物として保存が検討されますが、濡れると水を吸ってしまう 風化しやすいなどの弱点ももつ大谷石、(土地の高い)首都圏での保存は難しく_
明治村に移される事なった、んですねー。

(↓明治村に保存展示されている旧帝国ホテル。)
https://www.meijimura.com/sight/%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%8E%84%E9%96%A2/
↑明治村へも 又改めて行ってみたくなりました。


さて、資料館へ行ってみましょう。

_つづく