遊行寺(ユギョウジ)-1 本堂 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

藤沢駅から遊行寺への道は_
思いのほかに「わかりやすかった」です。




(↓道脇のボックス(←無電柱化のための地上機器 部分)に描かれているのは 歌川広重の遊行寺。)

↑こんな感じ、の道標が点々とありましたので^^)

↓境川に架かる藤沢橋。その向こうに お寺の屋根。あそこが遊行寺ですね?

↓橋の親柱、藤のデザインが藤沢らしく 御洒落です。

↓一つ川上に架かる赤い橋は 遊行寺橋(旧-大鋸橋/ダイギリバシ)。



藤沢橋を渡った先は 箱根駅伝8区の難所 遊行寺坂です。


遊行寺の方へ向かうとー

高札場がありました。

ほう、するとここは江戸時代には町の中心だったのかな? と思ったら、元々の高札場は遊行寺橋西詰め(現在公衆トイレがある場所)にあったそうですー。。。

(多分バックに建つ「ふじさわ宿交流館」とセットで設置するのが景観的にあっているだろう という事で ここに置かれたんでしょうね?)

さて交流館の角を北へ曲がるとー
すぐ目の前がお寺の惣門でした。

↑右の石には「時宗総本山 遊行寺」と刻まれています。 一遍上人が開かれたお山で創建は1325年。
↓が、冠木門に架かる札の文字はー「清浄光寺」「時宗總本山」。(お寺の正式な寺号は「清浄光寺」で、遊行寺は通称、だそうです。)

↑冠木に見える「折敷に三文字紋」は、 開祖一遍上人の出られた伊予の河野氏の家紋、とか。
↓門の先の坂(いろは坂) の両側には桜の木が並んでいました。ここは春は花見のスポットだそうです。

坂を挟んで右手に 赤い門の塔頭(タッチュウ)「真徳寺」。


↑門には寺号が掛けられていました。

左手には 筆頭塔頭「真浄院」。/本山と同じく1325年の創建 といいます。



↑門に掛けられていたのは山号「登龍山」。(こちらはお上人が遊行(=行脚)から戻られたおり 新しいお上人が法灯を継ぐため本山に上がられるおり などに泊まる施設 として使われてきたといいます。)

その奥には・・・


銀杏の大木。



(市内で一番「太い」木だそうです。高さはもっとあったそうですが昭和57年(1982)の台風で 地上6m附近で折れてしまったー と そばの説明板に書かれてました。)


↓境内図と道標。


まず 本堂へ。


_と その前に手を清めましょう。

コロナ以降標準となった「滴る式」。

滴らせ方、は こんな仕組み でした。



本堂手前に 時宗開祖一遍上人のお像。


お像近くの説明板。

境内案内図。

(PDF版⇒

改めて 本堂へ。



本堂正面。


↑扁額の文字は「登霊臺」。
(お堂の奥には 阿弥陀様がお座りでした。/ +お堂内_ 外陣には山号「藤沢山(トウタクサン)」 内陣には「清浄光寺」の額が掲げられていました。)

虹梁。



お堂の西の縁からは_

寺務所や信徒会館等々の棟が見えました。


(斜面地には 紫陽花が植えられようとしていました_)

広い境内 ゆっくり回らせて頂きましょう。

(↑本堂前から南を向いたところ_)

つづく