


(↑音響反射板が取り付けられた大ホールのステージ)
前半は_
まず小編成のオーケストラでシルヴェストロフ(ウクライナの作曲家)の「沈黙の音楽」が、
そして編成を変えてシベリウス(フィンランドの作曲家)のバイオリン協奏曲が ソリストを迎えて演奏されました。
アンコールはイザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ 2番 (バッハのパルティータ3番のテーマで始まり グレゴリオ聖歌「怒りの日」のフレーズが繰り返し現れる曲)。
重音高音てんこ盛りの難曲をぎゅんぎゅん弾いた後 これまた高難易度の曲をアンコールで、というソリストさん 凄い! でした。しかもピンヒールを履いて!!
尚、バイオリニスト アレクサンドラ・コヌノヴァさんはモルドバ出身。(モルドバはウクライナとの間に 親ロシアの「沿ドニエストル共和国」(←国際法的には未承認)を抱えた 不安定な国) そうと知ってプログラムを見直すと 「あぁ...」という想いに_。
休憩を挟んでの後半は、
ショスタコーヴィチの交響曲第5番 ニ短調 作品47。(よくこの曲に付けられる「革命」の文字は 今回のプログラムにはありません。)
大編成のオケによる非常にエネルギッシュな演奏でした。

(↑カーテンコール時の撮影、OKでした。)
後で知りましたが アクセルロッドさんは コロナ直前に来日し、帰国できなくなった~ 代わりに(?) 来日をキャンセルした他の指揮者の代役をいくつもこなした~ という方だそう。へー。/ 色々あれこれ、で 「音楽にも”えにし”というものがあるのかもー」 なんて感じました。
おしまい。