板橋に薬膳喫茶「KURA」がオープン | おだわらぐらし

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箱根板橋の旧街道沿いの 洋風古民家(旧朝倉家住宅)が9月22日「薬膳喫茶 KURA」としてオープンした~と聞き 行ってみました。(9/28)



(↑ここまで来て知りましたが、右の倉前の二台分はKURAさんの駐車場、でした。覚えておきましょう。)

↑昭和初期(昭和7年頃)に建てられたというこの建屋は、左右対称、上げ下げ窓、中央正面に両側に円柱を持つ扉、その上にバルコニー(庇がついてるからベランダ、かな?)~ と 正面の扉が両引戸である事をのぞくと完全に洋風で、 このエリアの街歩きをしていてもとても個性的で目を引く建物でした。 そして こんなにキャラが立ってるのに「洗濯物が干されている」など 生活感あふれる普通のお宅である、ところも面白く感じていました。が、個人の住宅であるため これまで「内部はどんな感じかしら」と思っても しげしげとは覗けなかったんですよねー。(撮影も自粛、してきました)

_と そんな建築物、が喫茶店に! (8月のお地蔵さんの縁日の時に前を通ったらOPの案内が貼られていて そうと知りました。⇒

↓ググってみたら「タウンニュース」にも取り上げられている~
https://www.townnews.co.jp/0607/2023/09/16/697527.html
↑えーっ 取り壊しの話も出ていたー?/マスターになった方(飯山さん)は 市役所の観光課を早期退職されてる!(もしかして男気を出してこの建築物を守られた?)

まくら(?)が長くなりました_
入店しましょう。

↓門の先のスタンドに置かれていたメニュー。


入口。

玄関。

灯りは 近くの北欧の照明専門のお店「Nordisk Lys」からお求め、ですって。

↑そうそうこの家を建てられたのは「左官の棟梁」さんだそうです。(ご自宅、として。)もしかしてこの天井の鏝細工は 棟梁さん自ら手掛けられたものでしょうか?

玄関の右手(東)には 不思議な小部屋が。


(↑どんな事に使われていた空間かしら? 造り付けのベンチの下には 火鉢がセットできるようになっていた~ といいます。・・・サンルームのように寒さに弱い植物が置かれていた、とかー???)
↓小部屋の照明。


祝い花の飾られたホール。(意外にも 玄関より奥 は和風でしたー。へー こんな風になっていたのねー。)

一階にも落ち着けるお席があったのですがー



(↑ここは玄関の左手-西側、になる小部屋。玄関側の壁に小窓がついています。なんとなく「受付」っぽいですよね。どんな風に使われていたのかなー。)
_「二階にもお席 ございます」と言われ、 あ、そりゃ 二階も拝見したいなー と、「じゃ 二階へ行かせてもらいますー」~。
(↓ホール右手の階段を上がります。)




↑座敷をL字に囲む廊下の窓側に テーブルと椅子が置かれています。
↓一番奥は「お一人様専用」。

(↑結構特等席じゃありません?)
↓ここがバルコニーへの出口。

↓横の窓から見たバルコニー。

↓座敷も拝見。

↓北の部屋は座卓席。


↓南にはテーブル席が二つ。



↓軸の文字は「心清事達」。(「壬午(2002)夏(?)月 於故宮博物院」「愛新覚羅壽石筆」 ですって。台湾の博物院のイベントか何かで清朝の末裔さんが書かれたものでしょうか。)

↓欄間つきの書院窓も素敵ー。


廊下の二人席に席を決め、

(↑食後に撮ったのでテーブルの上にティーポットが・・・)
↓メニューを見せてもらいます。



↓「本日パンの日」ですって。(ごはんだけの日もあるのかしら?)

↓裏面には自家製クラフトコーラ「ゴジアイ(御自愛)コーラ」の説明書。


注文したのは_
私が「鶏肉と野菜のせいろ蒸し」をご飯、で。

亭主が「薬膳煮込みハンバーグ」をパン(フォカッチャ)、で。


(↑ハンバーグを 割ったところ_)

食後はお茶(クッキーつき) も頂きました。

(↑注文は携帯で テーブルに置かれている札のQRコードを読んで~)

↑私は自痩茶というお茶と 黒なつめ入り 赤なつめ入り 二種のクッキー。
↓亭主は「ゴジアイコーラ」と  バターバニラと桑の実 エルダーフラワーと金木犀 二種のクッキー。


やー おいしかったー。
お腹も心も満たされましたよ^^)
御馳走様でした。



(会計は一階で。)


素敵なお店ができました。

間違いなく板橋エリアの新しい「名所」ですね!^^)



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お店のTwitter(X)が 「アルコールの提供なども(今後)~」と言っているのを 亭主、「是非是非」と 申しております_