三の丸ホールで十三代目団十郎の襲名披露の公演を見ました | おだわらぐらし

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昨日_3月9日(木)は、三の丸ホール(←小田原市の新・市民会館)で 十三代目市川團十郎の襲名披露の舞台を見ました。



↓演目は「一、舌出三番叟(シタダシサンバソウ)」 「二、口上」  休憩をはさんで  「三、勧進帳」 でした。


↑「小田原三の丸ホール開館一周年記念事業」でお呼びした、との事。
↓ 因みに団十郎さんの前回の小田原での公演は、2020年10月の「市民会館閉館記念」の時だったそうです。(あ、その時は 海老蔵さんだった、のですね。)

(↑2020年の小田原公演_全国ツアーの千穐楽、の様子もパネルで紹介されていました。/ コロナのため収容観客数を50%にしてのチケット販売で どうしようかなー と言ってるうちに「完売」になったのを覚えております^^;)

記念にパンフを求めましょう。



(↑三番叟は歌詞や解説も載ってました。ありがたい。/ 「〽似せ紫(=江戸紫→助六を連想させます)も中々にー」かぁ~)

前評判高かった「ういらう」 の会場限定販売品は・・・残念GETならずー。


(もっと早く来るべきでしたー)

引き幕。/ 三色の「定式幕」ではなく スポンサーがプレゼントした 特別誂え の幕ですね。真ん中に染められているのは市川家(成田屋)の「三升(ミマス)」紋。

(↑左下に「丈江」。←えーこれで「さんへ」と読むのかな? と思いましたら「じょうえ」だそうです。ネットによると_ 丈は敬称で 役者の他 相撲の行司さんなどにも使う、そうなー。へー。)

絵はここまで_
ですが、
・三番叟はめでたく賑やかで、
・口上は、 まず上手に座った梅玉(バイギョク)さんが 亡き先代の團十郎-堀越夏雄さんとは 同級生で幼馴染~という話をなさって、 聞く者もしみじみしてー、 続いてご挨拶なさった 新・團十郎さんに 「お父様も見ておられますよ 御精進なさいませ」という気持ちになり、
・勧進帳には  よくよく知ったお話なのに 改めて「ああ こんなに見せ場のある演目だったのか」と感心し ・・・ た けれど 弁慶よ もっともっと義経を打ち据えてもよかったのよ? なんて思ったり(だって 一度編み笠をはたいただけなんだもん^^;) _ いたしました。


アンケートに 「希望する演目」という項目がありました。
そうねー やっぱり 「外郎売」 を見たいわねー。/ 実現すると いいなあー。