水郷佐原(サワラ)山車(ダシ)会館 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

では八坂神社の境内から山車会館に入る~ ところから_。



どんな施設か というと_↓

「(前略) 八坂神社の祇園祭(7月10日~12日)と 諏訪s神社の秋祭り(10月第2土曜日を中日とする金・土・日)に行なわれる祭礼を彩る山車。その山車がここに交替で展示され、祭りの迫力を実感する事ができます。
 1階 山車展示室・ビデオシアター
 2階 展示室
 3階 企画展示室」

つまり、ここには 小野川の東の八坂神社の夏祭 と 小野川の西の諏訪神社の秋祭り_ 佐原の二つのお祭りの山車についてのあれこれが ぎゅぎゅ っと詰まってる、んです。


↑って、入ってすぐの サイン色紙の貼られた壁や 土産物の並ぶケースを見た時は 正直 のんびりした所かな と思ったのですがー

↓展示室に入ったら!



↑建速素戔嗚尊(タケハヤスサノオノミコト)がいた!(素戔嗚尊は夏祭を開催する八坂神社の祭神ですが 乗っているのは秋の諏訪神社の祭りの山車です~ ハテ)

↓その隣に あの、鯉もいたー!(街並み交流館に展示されてた鯉の載る山車の「模型」を見て 会いたいと思ってたんです。)こちらは夏祭の山車ですって。


↑素朴で 力強くて いい! (尚、この鯉は 山車会館の建つ「八日市場」の山車、なんだとかー)

↓その向こうも夏祭の山車_武甕槌命(タケミカヅチノミコト/鹿島の神)。


ぐるりと回ります。




↑鯉の尻尾。(存在感あるー)

八坂神社のお神輿。

(↑↓うまく撮れてませんが、屋根には「三輪宝」という 法輪を三つ組み合わせた印が載っています。)



素戔嗚尊の山車の裏。


彫刻の説明がありました。

(↑国常立尊が猪を~ って話 ありましたっけ?)

(↑こちらは誰もが知る物語。)

展示室には こんな写真も飾られていました。


↑これは2000年に「旧佐原市市政施行50周年記念」として行われた諏訪神社の秋祭りに、八坂神社の山車も参加した 「24台山車整列」 の場面。(多分もう二度とない 超「揃い踏み」)

↑左の10台が八坂神社の山車、右の14台が諏訪神社の山車、だそうです。(この 二つの神社の 夏と秋の二回の祭り、 というのがまずイイですよね。小野川の西と東は おのずと競い合う事になる。でも ぶつからない。)

↓山車の飾りについての説明板。

↑へーっ山車に載る大人形は 人形町の人形師に特注をかけて作ったものですかー。又「顔が市遺作人形が複数のっているのが古くー」「顔が大きい人形は壱岐人形が流行った 主に明治大正期に作られて」いる、とか 面白い。(人形にも「はやり」があるんですねー。/ 時に壱岐人形って どんなお人形なんだろう?)

山車は2Fの窓からも眺める事ができました。



大人形だけ、の展示も。

(↑大楠公 というから楠木正成ですね?)
こちらは退役したお人形かな?

↑誰でしょう、道真さんにしては若いから道風? かと思ったら「仁徳天皇」だそうです↓。

(元はおひげがつけられていたんですね。電線の普及で退役となった~ のだとか・・・)
↓こちらは猿田彦ね。


他にはこんな展示品もー



(↑お囃子の楽器)
(↓彫り物)


(↑桃太郎のお供達だ)

この他 1Fのビデオシアターでお祭りの様子を観ましたよー。

見応えある施設でした!


「おまけ」で ポスター 貼ります。

(↑そうそう、佐原では山車の巡行を「曳き廻し」と言います。)

((↑右下の「桃太郎」は中宿町の山車ですが 今は曳き廻しは行われていない、との事。))



この後は すでに暮れかかっていた町を歩いてー




宿に戻り、 夜改めて 食事のため 小野川沿いの古民家レストランへ向かったのでしたー。/ つづく