という訳で(?)久しぶりにお訪ねしました、円相さん。

「こんにちはー」

(↑花入れには12月らしくポインセチア。)
(↓今回はL字カウンターの席の方へ通されました。)


お盆の上に店名入りの手ぬぐい。お膝の上に置いて使った後 持ち帰れるとの事。/ お店が八年目を迎えた記念に作られたそうですよ。/ おめでとうございます。

まずの一献、

(↑最初は九頭竜の方を頂いてます。)
と つきだし。

(↑金時草(キンジソウ)と椎茸の胡麻和え 上に岩茸)
続いては 銀杏と湯葉のすり流し。

(初めて頂きましたが、植物性白子 みたいな濃厚な味、でしたよ。)
お椀には_

海老しんじょ 平茸 聖護院かぶら。

(↑あれ?平茸ってこんなにおいしいキノコだった? と驚きました。)
お造りは旬の赤ヤガラ。青ずいきと合わせて。

(脂がのってておいしいー)
中に味噌を仕込んだ スマガツオの出汁醤油洗い。上に ショリ っと揚げたエノキ + 芽ねぎ。

ここで八寸。(お酒は富士王に。)


(折角上から覗いて 吹き寄せを「あら」と楽しめるように 深めの器に入れて下さってますが お料理が見えないので 無粋ですがちょっと めく ってみます。)

(↑春菊のおひたし 高野白和え)

(↑からすみ ワカサギ南蛮 銀杏)

(枝豆の山椒煮 蒟蒻 身欠き鰊 シラス入りの玉子 薩摩芋)
写真ではお伝えしようがないのだけど 一品一品がそれぞれ美味しいんです。(薄い一片の蒟蒻までが「う・まーい!」なんですよー。)
この後も_
煮物-(ゴマ豆腐 と なめこ の煮たの、完熟すだち添え)

焼き物-(鰆柚庵風 含め煮の車麩の炙ったの ← 車麩まで御馳走にしてしまう円相さんスゴイ)

揚げ物-(白子 海老芋 香茸(コウタケ) _香茸のあん)

と御馳走が続き~
大将がご飯の土鍋を持って入ってきました。

そして「おめでとうございます」とおっしゃるのでした。

(いっしゅん きょとん としてしまった私達ですがー) なんと 大将 私達の結婚記念日の事を覚えていてくれたのでしたー。
きょっ-恐縮。

(↑ 鯛 京人参 銀杏 舞茸 平茸 牛蒡~ の入った 「錦御飯」!/ 香の物、シジミ汁と。)
ありがとうございますー。
デザートは 百合根の蕨餅。


最後に お抹茶。


(円相さんは 器にも拘るお店。左は オランダのウィローパターンカップ、右は カンボジアのお茶碗。どちらも「アンティーク」にくくれる味わい深く個性的なお茶碗ですー。)
残ったご飯まで 折に入れてもらっちゃってー

今回も大変 御馳走様でした。
<幸せの余韻(お店からの帰りに通ったお城のお堀端)>










