法師温泉の 長寿館 という宿。

ここも 鄙びた良い所でした。


玄関を入ったところ_


(↑ロビー部分が吹き抜け風の面白い造りになってました。)
↓奥に囲炉裏の小部屋。

「どうだい」なレジスター。

部屋は本館2Fでしたがー


窓からの眺めが又 素敵でした。


丁度前が湯屋で、

(↑右手、法師乃湯。)
(↓長寿乃湯。)

川向うに「別館」(右)、「薫山荘」(左)、も見えました。

古い宿なので 「トイレが廊下の先の共同トイレしか・・・」だったりしましたがー、

それも風情のうち、でございました。


渡り廊下で別館の方へ行ってみます。


渡り廊下から川を見る_。


(↑川上側 ↓川下側)

(↑流れているのは「法師の沢」という利根川水系の川。)
今度は 本館2Fから「法隆殿」という別棟へ渡ります。



(↑来た時に見上げた渡廊下です。)
↓北側。

↓南側。



↑「法隆殿」、
↓本館。


「法隆殿」から見た本館。


戻ります。

さて、ここを訪ねた一番の目的_お風呂へ。




館内にお風呂は三つありました。

↑この先を左へ折れるとー
↓小ぶりの「長寿乃湯」。

↓ここは 廊下の突き当りを右へ行った先の、広い「法師乃湯」の前。(脱衣場は男女別に二か所、ですが 中は混浴です。もっとも 女性用の時間が設けられていて その時間は安心して入れました、よ。)

この他 露天風呂つきの「玉城乃湯」というお風呂がありました。
どこもよかったけれど_ 特に「法師の湯」は、ノスタルジックを通り過ぎて「不思議体験」できる温泉でした。「来てみて良かった!」と感じましたよ。
(ただ、「法師の湯」は造りが「昔のまま」で 手すり等がなく、高齢者には厳しい面も・・・。いらっしゃるにはちょっと「覚悟」も必要、かも。)
食事は別棟の食事所で出されました。

パーティションが設けられていて 落ち着ける雰囲気_。

(↓上の覆いを取ったところ)

飲み物は 日本酒と巨峰サワーを注文。

↑先付 / なめこおろし(海老 なめこ おくら 甘栗)、 ↓味噌豆腐。

(↑チーズのようでおいしかった)。
続いては_

↓お造り/ ぎんひかり(←群馬ブランドの虹鱒)、 鯉のあらい、 とろ湯葉 手のし蒟蒻。


↑酢の物/ 鯰寄席(鯰 生姜 卵) 鮎 あかね大根 胡瓜。(←地味に見えるけど おいしかったー)
↓焼き物/ 舞茸 鮭 はさみ焼き。

↓茶碗蒸しも来た。(左下)

↑栗 銀杏 海老 三つ葉が入ってました。
↓これは 麦豚(←群馬ブランドの豚肉)のすきやき/ お肉の他 茸 葛切り 長ネギ そして「おっきりこみ」という幅広麺が載っていました。

でこれがですね、煮えると汁を吸って まるで薄いお餅のようになって 美味しかったんですよー。

尚写真ではわかりませんが、上の麺は4cm位の所に切り込みが入っていて、口へ運ぶ時には3枚 になりました。/長い麺と違い 誤飲の心配が少なく、「これはイイ」(子供やお年寄りに)って思いました。
↓煮物/ 大根 インゲン 紅葉麩。

ごめんなさい・・・ これは 上品な薄味の煮物で まるで「京料理が一品混じってる」感じがして_ きれいだし美味しくもあったのだけど コースにマッチしていなかったようなー。 もっと鄙びた系の煮物を出して頂きたかったかな。(ナマ申してスミマセン)
しめのごはん。(とお漬物)

松茸 鱧 三つ葉の土瓶蒸しが 吸い物代わりです。
んー いい香りー。

最後にお茶と甘味(リンゴゼリー)と果物(巨峰)。

御馳走様でした。
朝食も同じ席で頂きました。


しっかり食べてー
朝日の差し始めた宿を眺めてー







(↑因みにこの 沢の畔から温泉が湧いてるようでした。)
(↓ここから 宿建屋にパイプが走ってましたから。)



おいとましました。


お世話様、ありがとうございました。