奥津宮の境内を出るとー
急な下り坂に。
(↑左の「魚見亭」は お昼を頂いた「天海(アマミ)」さんの本店的お店。 元は岩屋へ行く観光客の「手に持つ預り所」だったそうです。/ へー)
複雑に角度を変える石段を下りて行くと_
ぽん と海に出ました。
句碑等が並んでいます。
海っぺたには「龍燈松」と彫られた石が。(上の梵字は何だろう?)
これはかつてここにあった 正月に龍が火を灯した~という「龍燈の松」を記念するもの、だそう。/ 碑は1809に深川新地は五明楼の喜兵衛という人が建てたものとか。
眼下には平たい岩場。(「ボラ場」という名称で知られる釣りドコだそう)
振り返って見た奥津宮へ上がる道。
稚児ヶ淵 まで下ってきました。
↑建長寺の僧に懸想された稚児・白菊がここに身を投げたのが地名の由来、とか。
岩場に下りる事もできます。
岩場の先には船着き場があります。/ 帰りは船を使いましょうー。
先へ進みます。
赤い欄干の弧を描く橋が現れました。
岩屋橋、ですって。
右手_海側は平らな岩場。
↓あの小さな島は「バカ島」というそう。
岩屋橋はまだ続く。
やっと岩屋入口が見えてきた。
ここの入場料も「江の島1dayパスポート」に含まれているので パスを提示するだけ、で中へ入れました。
階段を下りますー
通路壁面には沢山のパネル。
で、 ここまでは「通路」でー
ここからが 「岩屋(洞窟)」_。
岩屋内では 参拝者は手に明かりを持って進みます。
分かれ道。
左側から先に回るように、との案内。
奥に進むとー
「日蓮上人の寝姿」と呼ばれる岩がありました。
その先には 小さな祠がー。
説明版によると この先は 富士山の氷穴に繋がっている~ と言われてきたそうです。
引き返して右のルートへ。
奥には 獅子に守られた祠がありました。
ここが 江島神社発祥の地(第一岩屋奥)、だそう。
552年_松明を灯さねば何も見えない こんな洞窟の奥に、神様を祀り 以来 年二度お祭りをしてきたんですね。(そして 鎮座なさった神様は 龍神に恋をされたり 仏教の影響を受けて大陸風のスタイルで描かれたり 武人から 盲人から 芸事に携わる人から信仰されたり~ してきたんですねー・・・)
来た道を引き返し、 借りてた蝋燭を返します。
_と こんなのが 第一岩屋見学、なのでした。
続いて第二岩屋の方へ。
第二岩屋は 第一岩屋とは全く雰囲気が違い 遊園地のアトラクションのようでした。
最深部は カラーのライトで照らされた~
龍が!
(迫力満点!)
近くの小学生達は 大興奮で 龍に会った後も 互いに「すごかったなー」「来てよかったねー」と言い合ってました。
で これは (奥津宮の記事でも紹介した話ですが)「天女と五頭龍」の伝説を題材にしたものだったんですね?
戻って参りましょう。
橋を渡り継ぎー
船乗り場へ向かいます。
岩場にも 観光客が沢山~。
崖を見上げる。
改めて 凄い地形です。
船の時間が迫っている。急ぎましょう。
ボートが見えた。乗れるかな?
よかったー、間に合いました。 (この便では私達が最後の客です。)
出発。
陽も低くなっている。
西陽を受ける江ノ島。
別のべんてん丸とすれ違う_。(あれが最終便、との事)
到着。
お世話様でしたー。
おしまい。