七沢(ナナサワ)温泉 福元館(フクモトカン) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

七沢でお世話になったのは 福元館さん。


(↑神奈川中央のバス停「高旗観音」の近く、です。)

_チェックインの時間まで 少し余裕があったので・・・

先に 向かいの「離れ」を見せて頂く事に。

↓石垣に貼られていた説明板。

ここは 小林多喜二が小説『オルグ』を執筆した離れ、なんですってー。
石段を上るとー


↑アスレチック利用者の手洗い場があり、
↓その先がー

「離れ」でした。

治安維持法にふれたとして1930年8月に豊多摩刑務所に収監された多喜二は、翌年1月保釈された後 この七沢に籠った~ んですって。

中は当時のままのしつらえなのかしら?

_と思ったのですが、

「いや 薄型テレビはなかったろう・・・」でした。

_宿のHPによると 「作家「小林多喜二氏」が昭和6年(1931)に逗留し、小説『オルグ』を執筆した当時の部屋は、皆様のご協力のもと平成22年にリニューアルをし、手火鉢、行火、茶だんす、丹前などが展示されております。」 だそうです。

現在は宿の離れとしてではなく 資料の展示室として公開なさってるんですね?



3時を回ったので 本館の方へ。

(↓ロゴの上の福助似の坊やはお店のイメージキャラクター、かな?)

昔ながらの旅館~ の風情。


チェックインすると お風呂や食事の場所等 館内案内をしながら部屋へ連れて行ってくれました。



(部屋は 宿の人が室内に入る回数を減らしたい との事で 入室時「すでにお布団敷いてある」形になってました。/ 「コロナ~」ですものね、受け入れねば。)

窓からは ひたすらに緑が_。聞こえるのは鳥のさえずりだけー。


まずは ひとっぷろ。(お風呂の写真は宿のHPでどうぞ~)
泉質はアルカリ性で つるり としたお湯ー。気持ちよかったですー。

食事は一階の広間、で。
(二人の場合は テーブルに横並び、 それ以上の人数の場合は向かい合わせ、ただしアクリル板の仕切りをつけて~ というスタイルでした。)

↓着席時のセッティング。

↑左から_柿白和え。 焼目栗 長芋紅葉和え 姫さざえ。お造り、蛸 鮪 サーモン。

めいめい釜の中身は「松茸ごはん」。

炊きあがるのに時間がかかりますから、と 着席するとすぐ固形燃料に火がつけられました。

(↑湯気が上がり始めた頃ー)
↓お酒は 地元の黄金井酒造さんの「盛升(サカリマス)」。


松茸の土瓶蒸しがきたー。

いいかおりー。


岩魚の塩焼き。(右にチラと写っているのは杏子の甘露煮。)


天ぷら(松茸 エビ ししとう)。


キノコ鍋(鶏肉)。

↑火をつける前。
↓後。


松茸ごはん、炊きあがりました。

(お吸い物も松茸入り~)


デザートは シャインマスカットとオレンジ。


秋の美味を おなか一杯頂きましたよ。
御馳走様。


勢いで翌朝の食事の絵も貼りますね。

朝食はシンプル。(↑あ、もちろん これにご飯とお味噌汁がつきましたですよ?) でも しっかり頂いて~
散策に出かけましたー。

_つづく。