文命用水の一ノ堰(イチノセキ) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

先月「一ノ堰ハラネ」へ 早咲きの桜「ハルメキ」を見に行った時に知った 山裾を流れる「一ノ堰」。

昭和8年にできた 文命用水 から引かれている~そうだけど どんな風に分水されてるのかなー?

_と思ってきたんですよー。

まずは文命用水が顔を出す所から 見に行きましょう。

(↑福澤神社を裏手へ通り抜けたところー)

↓この橋の名前は、(いきなりの?)「ぶんめいはし」。

この下を流れるのが 文命用水、です。

文命橋から 川上を見たところー。


↑あの橋は (後で知った事ですが)「新・文命橋」^^)

用水路の始まりを見に行きましょう。

(↑県道42号線に出るところ)

↓うまく写真が撮れなかったので 例によってグーグルマップで凌がせてもらいましょー、

↑県道42号線脇のコンビニの北、が 用水路の始まり になります。

↓新文命橋 から用水路を見るとー

↓こんな感じ。/ この「文命隧道」から水が凄い勢いで 押し寄せるように流れて来るんです。

で この水はどこから?かというとー

↑左の「南足柄清掃工場」の下、から。(山に掘られたトンネルを通って マップ右下のコンビニマーク の所まで流れて来る、んですね~)
<+>
↓このPDFファイルの
平成 25 年度 農 業 用 水 小 水 力 発 電 実 証 試 験 調 査 委 託 業 務
↑#5(p2)に水の流れを記した詳しい図が。

では 用水路に沿って しばらく歩いてみましょう。

(↑文命橋)

(↑文命橋から見た「福沢第一発電所」(←小水力発電施設))

↓フェンスから むりむり見た 福沢第一~。

むーん、どんな風に水を流しているんだろうー。

「一ノ堰」がどんな風に始まるか 知りたいんだのにー・・・。

↓てっきり発電施設前の水、が分水されて一ノ堰になるのかと思ったのですが どうやら違うようー。/ 坂を下りてみます。




↓道路の右手に 細いけれど水量豊かな流れが出現。

↑方向的に これが一ノ堰のようですがー・・・、
この水がどこから来るかというと なんと、
↓文明用水の「上」です。

↑この「小松原橋」の右手にー
↓用水路に渡した樋があるのですが、これが一ノ堰の水、なんです。(水は奥 酒匂川側から手前に流れてます) この先は 暗渠。

にゃーん・・・ どう水を回せばこうなるのかしら???

↑航空写真。/ 上に貼ったPDFファイルの#5に見える「第一高位部」という水色の矢印が 一ノ堰の流れを示していると思うので 下に落とした水、ではなく 上の高さの水、が使われてると思うのだけどーーー はて。



(↑小松原橋から見た 福沢第一~)
(↓小松原橋から見た 下流)

(↓振り返ってみた 小松原橋)


何か手がかりがないかと思いながら フェンスのふちを歩いてみましたが 何もわからず・・・。

小径を神社の駐車場の方へ上がりました。


駐車場


いや、もうひとあがき。


境内近くから発電施設の方を見てみましたが やはり 何もわからずー・・・。

(↑フェンスの右の水色の ナニカ が水門? それとも左の施設建屋内で分水してる、のかなあー?)

_残念ながら 今回は ここまで。



_という訳で 結果を申せば 一ノ堰の始まりを見つける事はできなかった、のですがー
 水は 水路に勾配さえあれば どんな遠くへも運ぶ事ができる。ルートは曲がりくねっててもOK。合流・分岐 立体交差も可。 本当に 面白いですね ^^)