甘酒茶屋と須雲川(スクモガワ)の山桜 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

恩賜(オンシ)箱根公園からの帰りは 旧街道(東海道)側を通りました。

↓道路脇の お玉が池。


(↑お玉が池は 外輪山 二子山の「下二子」の麓 にあります。/ 因みに 二枚目のバックに写っているのは「上二子」。)

そこから坂を少し下ると 茅葺屋根の茶屋 が現れます。

江戸時代から続く「甘酒茶屋」。(赤穂浪士の神崎与五郎の「詫証文」の舞台、と言われています。が 史実ではなかろう、とも。)




お店の西に設えられた縁台に 透明のビニールで囲われた何か、が。何だろう?

「炬燵席」だ!(この時は 大学生位の女の子のグループが利用してました^^)

南側 真ん中に出入口。

左手に「参勤交代諸大名休息処」の札。

右には「甘酒茶屋 営業中」と書かれた板。

(↑店内の黄色い駕籠の中に入っているのは 売り物の ねぎ。)

建屋の東側。


(↑この東の庭でも 甘酒その他 を頂く事ができます。(ただし 注文とお勘定は店内、で。))

店内。/ 手前の土間は 素朴な椅子席。

正面は板張りの囲炉裏席。

その東には 畳席。

土間の西側が調理場で 入口近くにお勘定場があります。

折角ですから 名物の甘酒を頂きましょう。 亭主は鴬餅。(こちらの鴬餅は 焼餅に青大豆のきな粉をまぶしたもの)


甘酒が素朴でおいしい!(昔は この素朴な甘さを「物足りない」と思ってたっけ。今は風味の良さがちゃんとわかる 年をとるのも悪くない^^)

御馳走様でした。


さて、
甘酒茶屋を出て 七曲りをウネウネ曲がり終えると 須雲川(←川の名でもありますが 地名です)に出ます。そこから見た山が 美しかったんですよー。

(↑↓左端にチラと見える丹塗りの建屋は「箱根大天狗山神社」だと思います。)

春の雑木林の中に ほつ ほつ と桜の木。 所々にある針葉樹がいいアクセントになってます~。



川(須雲川)の流れも清らに見えるー。


もう陽が陰っていたのでいい色には撮れていませんが 午前中は多分 それはもう だったに違いありません。/ 来年のための「備忘録」的にUP、です。