早川の「ながや」 | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

『小田原本』に載ってたお店 ながや。

(↓JR早川駅のロータリー近くです。まだ暖簾が出る前 の絵)

「締めのお蕎麦」に惹かれてお訪ねしてみました。

日本酒のメニュー(亭主にはこれも御蕎麦に負けない位楽しみでしてー)

せっかくですから地元のものを頂こう、と瀬戸酒造店(神奈川県足柄上郡開成町)の「音も無く」を選択。私は 自家製という山桃のお酒に。

音も無く と 山桃のお酒のソーダ割り↓

先付/茄子と甘唐辛子にラグー。枝豆、舞茸の煮びたし(だったかな?)に菊花。茗荷の甘酢漬、鯵の握り(←目の前で握ってくれました)。小芋 牛蒡の揚げたの。


お造り。/めじまぐろ かわはぎ(肝つき) 生しらす。(器もいいですよねー。)


茶碗蒸し。上に茸の餡。ワタリガニの出汁。/中には銀杏・小芋・むかご。

二杯目 扶桑鶴(フソウヅル)/ 島根のお酒ですって。(益田の蔵元、とか)

備前焼で。(有名な作家さんの物だそうで 恐れ入ったり うっかりどこかに当てないようどきどきしたり^^;)

揚げ物。/魚醤で下味を付けたイシダイ 上にノビル。(ノビルは通常春先に出るものですが 今年はなぜか秋にも売られているようです。大将は秦野で手に入れたとおっしゃってました。/ ショリ っと香ばしくて美味しかった^^)

締めにお蕎麦。

キュ っと締まったいいお蕎麦でした。

最後に最中。

(餡は大将の手作り。皮は小田原の「種秀(タネヒデ)」さんのもの。) 外はぱりっと香ばしく 中は甘さ控えめで 「大人向け」な 好もしいデザートでした。

(テーブル席には5~6人の女性グループがいらっしゃいましたが そこへこのお城が運ばれていくと「ほぉう~」という歓声が。/ 見えなかったんですけど 頭の中で林立する天守閣を想像して 「壮観やな!」なんて思った事ですー)


<+>
ながやの大将・長屋さんは8年フランスにいらしたそうで その間に「ワイン」(特にブルゴーニュの)の美味しさにはまり「日本に戻ったら ワインの飲めるお店を持ちたい」と思ってきたのだそうなー。 という訳で(撮ってないのですが)ワインのリストも豊かでした。/ 相談したら料理にあう物をすすめて下さったりするのかな? // 又お訪ねしたく思います。


<おまけ の早川駅>
Suicaが登場した頃のCMで使われた早川駅は 今も「あの頃のまま」^^)