山辺の道-3大神神社(オオミワジンシジャ) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

山辺の道(ヤマノベノミチ)を辿って_
 大神神社(オオミワジンジャ)までやってきました。
(先程お参りした摂社・狭井(サイ)神社もすでに境内地、だったのですが)

(↑右へ行くと 摂社・若宮社・大直禰子(オオタタネコ←三輪の神の子孫)神社(神宮寺大御輪寺跡)、末社・久延彦(クエビコ←大物主を助けた知恵ある案山子)神社~ ですが今回は先を急がせて頂きました。)


左手に素朴なお祀り処。

摂社の「磐座(イワクラ)神社」。

御祭神は大物主(≒大国主)をサポートした 小さな医薬の神 少彦名。


又行くと_

杜氏の始祖:高橋活日(イクヒ)を祀る 活日神社がありました。

活日は崇神天皇に命じられ大物主大神(三輪の神)に供えるお酒を一夜にして醸したという掌酒(サカヒト)。このお酒を 神の子孫・大直禰子(オオタタネコ)を神主として神に捧げると 猛威を振るっていた疫病が収まった~ という話が日本書紀に見えます。

今回はお訪ねしていないので、前回撮った写真を貼りますー。




階段が現れました。

上がると_

大和の国の一宮、日本最古の神社という 大神神社の前に出ます。

ご挨拶_。

立派な拝殿。

でも、その向こうに ご神体を祀る「神殿」 はありません。大神神社は三輪山自体がご神体ですので。 拝殿の向こうにあるのはご神体(三輪山)の前に立てられた 結界としての「三つ鳥居」、だそうですが それは拝殿前からは見る事ができません・・・。
詳しくは神社HPの「三ツ鳥居と拝殿」を。

由緒書

御祭神は大物主大神。 (配神に大己貴神と少彦名神。)
三輪の神様は『古事記』によると 初代・神武天皇の妻の父神。なので皇室の祖神にもなります。又『日本書紀』に 孝霊天皇の娘:倭迹迹日百襲姫命がこの神と結婚したところ 蛇の姿だった~ という話が載り、神社では蛇が神聖視されています。

境内南の大杉。

巳の神杉、だそうです。/ 白い巳(蛇)が住んでいるらしく、札には 信者が(蛇が好む)卵や神酒を備えていく~ と書かれています。(撮り忘れましたが 賽銭箱に 「卵を賽銭箱に入れないで下さい」と書かれていて 笑ってしまいました^^;)


ありがとうございました。


手水舎

酒樽の上に巳さんがいますよ?

三輪の神様は巳の姿をとることがありますし、 酒造りにも深い関わりがありますからね? (三輪山の別名_三諸山(ミムロヤマ)のミムロは実醪_酒の素をさすという説があります。又崇神天皇の時代に高橋活日に命じて酒を醸させ これを神に捧げると、疫病が収まった~ という話も伝わっていますしね。)


境内図


では駅へ向かいましょう。

_ とここで亭主が 「いかーん、このペースで歩いとったら電車に乗り遅れる 走るで!」と言うので 走りましたー。 という訳で 写真はここまで。/ 唐突ですが おしまいっ。