次に訪ねたのは 己高山(ココウザン)五箇寺の一つ、石道寺。
駐車場に車を置き、雨上がりの道を進むとー
(↓橋から川上を見たところ)
(↓川下ー)
石段が現れました。お寺は多分この先。
説明板がありました。
726年に開かれるも衰微し、804年伝教大師によって再興されるー・・・も後に真言宗になった、んですか。 そして国の重文の仏像を三体、県の指定文化財の仏像を一体、お持ちなんですねー?
更に石段を上ると、お堂の横に出ました。
お堂の隣の受付で拝観料を納め リーフレットを貰います。
お堂正面
お邪魔します。/あら、鰐口を挟んで扁額が二枚。
右には 准四国?三十二番~ と書かれたもの。
左には 伊香西国三十三番~ と書かれたもの。
_記されていたのはご詠歌でした。33番は石道寺の「こけふかき いしのみちでら たずねきぬ よよにくちせぬ のりのしるしを」。 32番は「しづかなる わがみなもと・・・」 調べてみるとこれは四国八十八ヶ所霊場の32番札所・禅師峰寺のご詠歌でした。(准四国~ という霊場がある事を知りませんでしたが きっと四国への巡礼が叶わぬ人のためにできたシステムなのでしょうね?)
さて堂内で間近に見た十一面観音は_
ふっくらした頬 紅をさしたような唇 花嫁ごりょうのような愛らしさ、でした。 又バックの光背は 流れる水のようにうねり渦巻いててモダン。 「へええ こんなお洒落な観音様がいらっしゃったとは」でした。
(↑で川端康成の『星と祭』という小節の中では 「村の娘さん~」という表現で描かれてるんですってー?)
「やー えーもんみせてもろたー」って気持ちになりましたです^^)
ありがとうございました。
さて続いては_ 今回の旅の目的の一つ 渡岸寺(ドウガンジ)の十一面観音様に会いに行きますよー?
(距離は直線で3キロちょっと。 この辺りの「美しい十一面観音」の人口密度ならぬ仏口密度(?)の高さよ。)