高取城跡 | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

壷阪寺から 五百羅漢遊歩道を通って 高取城の八幡曲輪(ハチマンクルワ)の下まで来ました。(後で知りましたが、 このポイントの通称は「八幡口登り口」だそうです。)

(↑因みに 車が入れるのはここ、まで。この先は道が無くなるので通行禁止、です)
他のハイカーは ここから車道をそれ 「壷阪口門」を目指していましたが_

亭主は そのルートは帰りに通る方が効率的 と 車道を行き止まりまで歩き「七ツ井戸」というポイントから本丸近くへ上がる事に。


道はここまで。

その先は こんな感じー。

階段が始まりました。(ごく最近整備されたみたいですね?)

石垣が現れた。

この辺が「七ツ井戸」のよう。(七つ井戸が並んでたんですかねー?)

急勾配の階段は まだ続きます。

↓写真じゃわかりにくいのですが 木の根方に井戸がありました。


水を上の曲輪まで運ぶの 大変だったろうなあー・・・。


もう少しで石垣の上に出られそうです。

ん?どこから上がるの?

あ、コッチ?

到着ー。

越し方を見る。


あっち、が本丸のようです。

ここは門の跡ね?

この辺りの石垣は よく残っています。(この上には櫓 とか 載ってたのかなー?)

壷阪寺の桜はもう終わっていたけど ここはお寺より高いからかな? 桜 まだ咲いてますね?

あ、あそこに看板が。 どれどれ

「高取城沿革」・・・読めない^^;)

(~ので Wikiへのリンクを張ります⇒高取城
こっちはOK.

へ~「日本三大山城」に この高取城が入ってるのねー?

「十五間多門跡」を通ると_

右に「太鼓楼跡」、その先には「新櫓」の札。

東を向くと 本丸の曲輪。

↓あれが天守台みたい。(山頂のお城とは思えない 高い石垣!)


天守台の北に 本丸へのルートがありました。

かなりの「本気」を感じる看板!


上がって参りましょう。


右 行き止まり_ と見せかけて


 上がれる~。

仕掛けの多いお城だったのかな?


__という訳で ここが天守閣。

ここは天守閣のB1。昔はここに 一階へ上がる階段が付けられていたはず。

今はありませんけど。


南側から見た天守台。


石垣の傍に「本丸」についての説明板。(横には「日本最強の城」の幟。/ 高取城は去年「最強の城スペシャル(NHK)」で初代日本最強の城に認定されたんですってー!)



南側の石垣の上に立って 下を見下ろしてみました。

東側の石垣からー。

じゃそろそろ 下りましょうか。



もう一度太鼓楼跡を通ってー


二の丸へ。

↓さっきまでお弁当食べるグループのあった四阿。

さてでは 大手門へ向かいましょう。

ここは「十三間多門跡」ですって。

で その先がー

大手門。/ 二の丸(そしてその先の本丸)への唯一の入り口。

傍にあったパネル。

↑右が実際の写真。(明治20年までお城が建っていたのですって! )/ 左はCG再現図。

では 城下町へ通じる「二の門跡」まで行ってみましょう。

因みに 今歩いている道は「土佐街道」です。(土佐は高取町内の地域名) 

(↑「芋峠」_峠名はのどかですが お城の吉野口門を通って 吉野へ行く道です。)
↓その先に「千早門」。

ここからは麓に向かっての下り坂。





矢場門跡まで来ました。

二の門までは まだまだ下らねばならないみたい。


~ という訳で 私は左へ折れて「国見櫓」で待つ事にー。

以下は亭主が一人で見てきた景色です。


ここが「二の門跡」。

脇には「池?」のような場所がありましたが 堀跡だそう。


その先で道は二手に。/右へ行くと明日香方面。左へ行くと高取の城下町へ。

で、二つの道の間に~
「猿石」があります。



(↑「思ってた以上に猿だった」と亭主)


で、ここで引き返してー

矢場門跡まで戻りー


「国見櫓」の方へ上がったんですね。


__という訳で ここが「国見櫓跡」。

目の前には「どうだい!」な景色が広がっていました。

(↑まるで『ゲド戦記』の多島海(アーキペラゴ))
右から 耳成山(ミミナシヤマ=耳無山)、

畝傍山(ウネビヤマ)、

貝吹山、

そして すぐ下に高取の町。

文字通りの「国見」の場所ですねー。

では戻りましょう。
まずは大手門を目指します。


宇陀門跡。

千早門跡。

大手門前まで戻って来ました。

門の手前の道を右へ行くと 壷阪口門。

この道は 大抵のハイカーが通るメジャーなルート。

なんですがー

思ってたより道の勾配きついですねー。


危なそうな箇所には階段が付けられてたり 配慮 が感じられますが、

「楽な道」とも呼べなそうー。



距離も「そこそこ」あるので、例え八幡曲輪の下まで車で来てもお城へは「歩き易い靴」で上がられた方がいいかもー。

↓車道が見えてきた。(「八幡口登り口」まで戻ってきた訳ですね)


いやいやいやー
思いの他に見所も多かったけど 時間も予定してたよりかかりました。/ 計画は余裕をもって~^^;)


この後は 車道をてくてく~。

程なく壷阪寺に着きました。


(↓西日が当たって 行きしなより大仏様のお顔 綺麗に見えましたよ)


駐車場へ下ります。


この後は 高取の町を通って 宿へ。/ つづく。