尾道_寺社巡り-10(ロープウェー乗り場周辺) | (又)おだわらぐらし はじめました

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尾道への旅、二日目の寺社巡りは ロープウェー乗り場のある 長江一丁目から始めました。

(↑現在地はMAPの左下、正授院さんの前。/ 道の右側のエリアは前日歩いております)

正授院
1394年 禅宗のお寺として開かれたが 慶応年間に浄土宗のお寺になった~ そうです。

↓本堂手前の石仏群。その頂点に据えられているのは お地蔵様かと思いましたが「家光念持子安観音座像」だそう。
 

↓正授院の裏を回って~

慈観寺(時宗)へ向かいます。

本堂。(1362)慈観上人の開基。牡丹寺として有名だそうです。

隣は庫裏に見えましたが「牡丹庵」というカフェ、でした。(きっと花の頃はさぞや~)

地蔵堂には、1626年に海中から引き上げられたという虚空菩薩が祀られていると言います。


続いて伺ったのは その隣の妙宣寺。1354に開かれた日蓮宗のお寺だそう。

ここは・・・庫裏でしょうか? / 黒地に朱で紋が大きく描かれていてデザイン的に「斬新」な感じ。

(↑何の紋でしょう?左は菊ですが右は?(抱牡丹に似てるけど日蓮宗だからありえない)))

その先に本堂。(1782年に再建されたものとか)

本尊はお釈迦様。

では退出して ロープウェー乗り場の方へ行ってみましょう。


ロープウェー駅。(前日亭主はここから千光寺へ上がっておりますー)

その隣に艮(ウシトラ)神社の門がありました。

唐破風付きの扁額の文字は「艮宮」。


ロープウェー駅舎の裏手に門。

頭上をロープウェーが上ったり下ったり。


手水舎


水を吐くのは贔屓。(浄泉寺と同じだー/尾道じゃ贔屓って「よくいる」のかなー?)

本殿。806年に建立されたという旧尾道市内では最も古い神社、だそう。御祭神は、伊邪那岐神・天照大御神・素戔男命・吉備津彦命。

平安末期の地図には「丑寅(ウシトラ)社」と記されてると言います。/ 時に艮_(丑寅)は鬼門ですが ここが鬼門封じに置かれたとすると 守ろうとしているのはどこ??? 地図を見ると尾道駅辺り~になるけど  ありえない^^;)
(806年にはすぐ東の山の上に千光寺も建てられているので 関係がありそう~ という説も。(例えば元は千光寺の鎮守社だった、とか?))

あらっ屋根に載る千木が不思議。

手前の庇部分のは縦切で 奥は横切。(出雲だと縦は男神の社 横は女神の社のシンボルでしたが 瀬戸内では違うみたいねー)

社殿周囲には末社がいくつも建っていました。

又大きなクスノキも幾本も。(県の天然記念物だそう)

古い古いお参り所の雰囲気を残す場所ですね。

では引き返しー

前日亭主が散策を諦めた「猫の細道」へ行ってみましょう。

つづく