飛騨古川(見所一杯!) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

12月31日、旅行最終日(四日目)の午前中は、高山の少し北_ JRの駅でいうと「三つ先」の 飛騨古川へ行ってみました。/ 数年前のアニメ『君の名は。』で一躍有名になった場所、ですね?

(↓猪谷行ワンマンカー)





なぜだかわからないけど 飛騨国府駅少し前で カメラ持った人が前に集まり始めました。

何を撮ってたんだろう~^^; わからず終いです。。。

飛騨古川、到着~。

乗ってきた汽車を見送るー。

↑後で知りましたが、あの連絡橋から駅を見ると、アニメ『君の名は。』で登場した 駅と跨線橋 が「アニメのシーンそのまま」な感じで撮れたそうですー、が
↓駅のホームから見た跨線橋は こんな感じでしたー。


改札を抜けると_

飛騨牛の立て看板が出迎えてくれました。

駅舎を出たところ_。



駅前。 ちょっと からん とした感じ。高山と違い観光客はあまりいません。

観光案内MAPを見ても 正直「ふーん お祭りの時は凄いみたいねー」 って感じ・・・

だったんですが、とっても素晴らしい所でした!


暫くはごく普通の「駅前通り」な建物が並んでいましたが・・・


進む程に 平成から昭和へ

大正へ~ 更に明治へ~







そして気付けば江戸時代の家並の中にいました。


白真弓を作ってる蒲(カバ)酒造所さんを覗かせてもらいます。


(↑凛としたお正月の設え)
↓商品ラインナップ。

↓この「じゃんぱん」という発泡系のお酒を一本頂きましたよ。


一つ北のブロックにも酒造所がありました。

こちらは「蓬莱」というお酒を造っている・・・

渡辺酒造さん

↓店内。


『君の名は。』に出てきた 巫女の噛み酒 を模した「聖地の酒」なんてお酒もあったー^^;)

・・・けど おとなしく(?)こちらの看板商品「蓬莱」を一本頂きましたよ。


酒造を訪ねる前に、ですが お寺も三か所拝見しました。(因みに この地域には一月15日の行事として 町内三か所の浄土真宗のお寺に詣でる「三寺参り」があるそうです)

円光寺。

門。かつて金森氏が築いた「増島城」(←今の古川小学校あたりにあった)の城門を移築した物 と伝わっています)

鐘撞堂。

本堂。

蔀戸(シトミド)が上がり 清々とした感じ。

本堂前の ・・・井戸??? 

かと思ったら かつて「塔の腰」という所にあった五重塔の塔心礎(トウシンソ)、でした。
瀬戸川横から本堂を見てみます。

懸魚の下に「水呼びの亀」という物があるらしい。

↓あ あれだー。(尻尾が上、になってます)

あの亀さんのお蔭で明治時代の大火から ここは守られたそうな~。

二箇所目は・・・

荒城川沿いのお寺、
「本光寺」。

立派!

こちら、飛騨地方で一番大きな木造建築物、だそうです。

鐘撞堂。

_と、その前に立つ親鸞さん。


川沿いに進むと・・・



赤い欄干の「今宮橋」のたもとに、、、


真宗寺(シンシュウジ)。


門を潜ると 正面に本堂。

左手に鐘撞堂、そしてその奥に、、、

経蔵がありました。

中を覗くと~

中にはお経の版木の入った 大きな摩尼車が。そしてその上には仙人? / かと思ったらこれは傳大士(フダイシ)という経本の守護者にして回転式経蔵(摩尼車と経蔵を合体させたもの)の発案者、との事でした。

↑因みに ここに納められている経本は「明和二年(1765年)5月6日に、宇治の黄檗山宝蔵院より、銀893匁7分5厘で650巻を購入したことが、残っていた領収書から分かっている」んだそうですよー。
↓改めて本堂へ。


(↑正面がガラス張りで、中の様子がうかがえ、参拝者としては嬉しかったです。)
退出中ー


この後 酒造を訪ねた訳ですがー

(↑真宗寺前の道。このまま東へ進めば駅に出ます)

それに続いては「飛騨古川まつり会館」を訪ねております。

↓渡辺酒造の蔵の裏手を歩いてます。


↓円光寺の北に 古い石垣が現れました。


お祭りの時は ここが発着点になるらしい。


↓神社の様な建屋ですが 気多若宮神社(←『君の名は。』に登場する宮水神社のモデル) のお祭りで大活躍する「起し太鼓」の格納庫でした。

100円で一打できる、との事でした。

↓「起し太鼓」についての説明板。


で、太鼓の格納庫のすぐ北に_

めざす 飛騨古川まつり会館、はあったのでした。

館内には豪奢な祭屋台が展示されていました。



が、一番すごかったのは記録映画。

絵は ありませんが・・・
素晴らしい出来栄えの動画で 美しさと迫力に 感動しました。
って 実は、、、
私達 汽車の時間が迫ってて 映画を最後まで見る事ができなかったんですよー・・・。/次回飛騨を訪ねる機会があったら 是非又古川まで足をのばし この会館にお邪魔したいと思います!

この後は 高山は戻って お昼にラーメンを食べました。

つづくー。



<おまけ>
古川のマンホールの蓋。

↑魚とハナショウブの周りに「古川」があしらわれてて 面白く思いました^^)/ 魚は瀬戸川の鯉かな?

あ、蔵の横を流れる瀬戸川には 鯉がいるらしく、融雪溝の蓋(かな?)にも 鯉がデザインされていました。

ただ、鯉は冬は他へ移されるとかで、

訪ねた時は「引っ越し前の絶食期間」でした。
(瀬戸川が 雪を処理するための「流雪溝」となるため、 冬の間鯉は池に移すのですって)


頑張れ、鯉達。春になったら又戻っておいで~。いつか 会いましょう!