
(↑「見鳥居(ミトリイ)池」から東へ折れたところ。正面の山は若草山(=三笠山)。)
↓右手に「吉城園」と彫られた板を扉の上に持つ門がありました。屋敷の北に繋がっているので ここが元の正門になるのでしょうか?

↓その先に案内板。

元々ここには 「摩尼珠院(マニシュイン)」という興福寺の子院が建っていましたが 明治になって民間の所有になります。今あるのは大正8年に建てられた「旧 正法院家住宅」。企業の迎賓施設の時代を経、昭和の終りに奈良県が所有する事に。 平成元年から公開+貸出が行われている~ との事。(なお 敷地面積は2700坪)

↓ここが今の入園口。(門の脇を流れている川は 吉城川(ヨシキガワ))


潜り戸の先の受付で入園料 250円を払って中へ~。

いきなり池のあるお庭に出ました。

築山(かなー?)のアズマヤへ行ってみます。

アズマヤからの眺め。

(お屋敷が影になってるのが残念。もっと早く来ればよかったー)
お屋敷の方へ行ってみます。




お座敷前から見た池。



奥に茅葺屋根の建屋が見えます。

行ってみましょう。

茶室_ですって。

茶室というには 大きくて立派。(MAPには「離れ茶室」と書かれていました)

住める広さ。


詫びた庭へのアプローチ。

味わい深い吊灯篭。

竹藪の脇に茶会用の腰かけ待合。

その先の軒の下に躙り口がありました。

詫びた茶会が開かれたのでしょうかー。

庭は更に東へ広がっていました。

あ、これは礎石ですね? 昔建ってた寺院の名残りでしょうか?

振り返ってみた茶室。



うおー 「絵になる~」です。
更に進むと


吉城川(ヨシキガワ)の向こうに_

隣の「依水園(イスイエン)」が見えました。

(隣同士 なのは知ってましたが こんな風に「接して」いたとはー)
一段上の「茶花の庭」に上がってみると_


アズマヤがあり、

その周りに 茶花にヨサゲな素朴な花が植えられていました。

↓アキチョウジ

↓ホトトギス

↓フウリンガマズミ(かな?)

↓わー 椿も もう咲きそう。(でも ちょっと早くない?)

~ という感じで、
入口からは想像できないほど広く、高低差もあり、味わい深い建屋やお庭が鑑賞できました。これで250円はおとくかもー?
続いては (すぐ隣の) 依水園へ。/つづく