長く途絶えていましたが、今年から「観光事業」として再開され、春+秋 乗船できるように!
という訳で気張って行って参りました。

10:45の上りの船に乗るのですが 集合時間は10:25なんですよー。実際の乗船まで何するのかしらー? と思ったら・・・

ポンプ室手前のテント内(↑フェンスのすぐ向こうの白い幕屋)で 琵琶湖疎水についてのレクチャーがありました。(ビデオなども見せてもらいましたよ)
+乗船に際しての注意事項なども聞いて~
船着場(正式には蹴上舟溜(ケアゲフナダマリ))へ。


↑赤レンガのポンプ室。(正式名称は「旧御所水道ポンプ室」) なかなかにお洒落。
設計は片山東熊と山本直三郎だそう。当時のソレハモウな設計師さんですよね。
↓ポンプ室前から「第三トンネル西口」を見たところー。

乗り込む船は かなり細身。「傾きやすいので」と 前から順に 左右左右・・・と交互に人を乗せていきましたよ。(到着するとその逆の順番で下船)

シートに着くとまずライフジャケット(ウエストに巻く簡易タイプ)を装着。シートには毛布も置かれていましたが、船旅の後半この毛布には随分助けてもらいましたよー。
さ、いよいよ 出発!(ツアーは 操縦者さんとは別に ガイドさんつきです)

あ、トンネルの先に すでに東側出口(というか水の流れ的には入口?)が見えてますねー。

中は 寒い位涼しい。

でも程なく 「山科エリア」に抜けましたー。(第三トンネルは長さ850m)

↑時に、このトンネルのすぐ傍にある橋は「第11号橋」。日本で最初に造られた鉄筋コンクリートの橋ですって。
左手(疎水的には右岸)に水門っぽい物が見えます。琵琶湖の第二疎水の施設でしょうか?


↓マップで見ると こんな感じのとこ。


↑航空写真で。
右手側は「封ジ山北児童公園」。


(何が封じられている山なのか・・・ちょっときになりますね)))
カーブを回ると 又トンネルが出現。

「第二トンネル」です。

第二トンネルは短く(124m)、すぐ天智天皇陵の北に出ました。

橋から 手を振る人、疎水脇から カメラで船を狙う人、、、

この後も 沢山の人の笑顔に会いました。

赤い橋が見えてきた。

本圀寺(ホンコクジ)橋、です。(左手奥にお寺があるそうです)

振り返ってみた本圀寺橋。

更に進むと安祥寺橋が現れます。




川幅が少し広くなりました。


↑安祥寺舟溜、です。
↓見えてきた橋は「安祥寺橋」。

↓左手のお寺が安祥寺。

↓安珠(アンシュ)橋だ。(左へ上がると毘沙門堂)

この辺り、花の頃は桜と菜の花が綺麗なんですよね~。

(↓二年前の記事ですがー)
その先で疎水は大きくカーブし、

諸羽(モロハ)トンネルに入って行きます。

実はこの諸羽トンネル、昭和45年にできた 新しいトンネルだそう。それまでは疎水はどのルートを通っていたかというと・・・

↑緑の帯状の箇所、だそうです。(現在は「東山自然緑地」と呼ばれているみたいですね?)
諸羽トンネルを抜けるとー

「四ノ宮(シノミヤ)舟溜」に出ました。

(振り返ったところー)

船旅を続けます。

この辺りが 大体「半分」きた位でしょうか。/ 続きの絵は「後半」に貼りますねー。//つづくー