
ホテルの食事処 別棟の「花かいろう」へ。

個室ですー。

まずは鰭酒ね~ と思ったら、クエの場合はなんと「鱗酒」っていうんですって。

(皮酒とも。/クエは皮が厚いので鱗はこそげ落としにせず 包丁で皮ごとはぐそうです。その鱗つきの皮を炙ったもの、が入ってるんですねー)

(↑亭主は調子にのって「地酒の利き酒セット」も頼んでおります)
左手の小鍋に火が入れられました。

鍋の中身は ナツメ フカヒレ 干し貝柱 鮑 キニラ しめじ 舞茸 クコetc.

美味しい薬膳スープでした。(お代わりしたいおいしさ!)
続いて運ばれてきた お造り(上)。クエの昆布〆野菜和え(左)。右はこれから焼く切り身で魚醤が塗られています。

お造りの皿には 薄造り 肝 たたき がのっており これを好みで 紅葉おろし 梅みそ 醤油 で戴きます。

さて づけを焼いて参ろう。

おー ほく っと ぷり っと旨い。
あら炊き。

揚げ物。(右手前のは「皮」。鱗がぎっしりなのがわかりますねー。見た目不思議ですが 食べるとサクサクで意外においしゅうございましたよ。)

蒸し物も来ました。

(↑中華の清蒸魚風の一品。真似したいおいしさ?真似できないけど)
さ、いよいよ鍋!です。

あ ・・・ 気が付いたら クエ食べ尽くしてましたー・・・

(↑空の鍋を撮るわけにいかないので 急いで生野菜入れましたー)
だめじゃん。/でも それくらい おいしかった のです。
締めはもちろん雑炊。

(↑宿の人に作ってもらいました~^^)

雑炊も完食したよ!
あー おなかいっぱい! / でも( いつものとおり )デザートは別腹 ^^)

しあわせー
御馳走様でしたー。

(↑いつのまにかダイニングの「最後の一組」になってました・・・)
<結論>
クエ、うまい。煮ても焼いても生でも揚げても蒸してもどうやっても うまい!
<余談>
かつては「幻の~」という形容詞付で呼ばれたクエですが 近年養殖されるようになって仕入れが確実になり 今では「クエ尽くし」も(以前に比べると)気軽に食べられるようになっています。/ が、当然ながら天然もののクエは今も珍しく 釣り客にとってはやっぱり「幻の~」なんですってー。
翌日は白浜の三段壁洞窟へ行ってみましたが、その話は又 項を変えまして_。