狭井(サイ)神社 | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

大神神社(オオミワジンジャ)摂社、狭井神社(サイジンジャ)へ行ってみましょう。

↓鎮女池(シズメイケ)。

池の小島には市杵島姫神社(イチキシマヒメジンジャ)が建てられ 水の神:市杵島姫命が祀られています。(弁天さんとも同一神視されており 芸事上達の祈りも捧げられる との事)

手水舎。

手を清めます。

本殿の方へ。


正面が狭井神社拝殿。左が休憩所と授与所です。

お参りしましょう。
狭井神社_正式なお名前は「狭井坐大神荒魂」。古くは「華鎮社(ハナシヅメノヤシロ)」と呼ばれたそうです。(←華鎮というのは 春花の頃に流行する疫病を鎮圧する~ の意味ですって) / 御祭神は「三輪の神様の荒魂」。(大神神社本殿に祀られているのは三輪の神様の和魂(ニギミタマ)だそうなー)


この神社は 社殿脇から湧く 御神水でも有名。
無料で汲ませて頂けるというので行ってみます。(今年の初夏 一時水が枯れ汲めなくなっていましたが 今は又復活しています、よかったよかった)

(↑拝殿の左奥へ向かいます)
あ あそこだ。

ボタンを押すと水が出る仕組み。(見た目からは想像できないハイテク水汲み器)

私も持参したペットボトルに入れさせてもらいましたよ。(来しなにネットで調べてペットボトルを持参すると良いと知り、駅の自販機で購入したんですー)


狭井神社は 境内に大神神社のご神体である三輪山への登り口がある事でも知られています。(私は『世界ふしぎ発見』で知りましたが)

へー登山ではなく「登拝」と言うんですね。

(↑登拝者に向け、色んな注意事項が書かれています。飲食 火気使用 写真撮影禁止~ などなど)
今も御一方 上がっていかれました。 どうぞよいお参りをー。

では退出いたします。


この後は「山辺道(ヤマノベノミチ)」を 元伊勢:桧原(ヒバラ)神社まで歩きました。

つづく


<♪とりびあ~>
狭井_サイ というのは 小井(サイ)程の意味かしらと思ったのですが 全然違いました。
古事記に載る名の由来は 花の名。
今もこの辺りに群生する笹百合の古名が「さゐ」なんです。
狭井神社の北を流れる川が「狭井川」なのですが、 「さゐが沢山咲いているのでこの川を狭井川という」のですってー。
又「さゐ」は「三枝(サエグサ)」のサエに相当するようです。/率川神社(イサガワジンジャ)の三枝祭(サイクサノマツリ)で笹百合が用いられるのは 「三枝(サエ)」が「笹百合(サヰ)」だから、らしいー。
へーへーへー