さて、頭塔(ヅトウ)を見に行く途中の事です_
ひがしむき商店街を南へ抜け
(↓ちょい おまけ / 商店街を抜けた先 西側には「南都銀行」さんが建ってます。これは「旧六十八銀行」の建物。ギリシャ風でかっこいいですね!)
三条通を東へ向かい
猿沢の池の端を通ったら
すぐ脇にこんな神社がありました。
↑社が後ろ向きなんです。/ もしかして 以前は社の前に道があり 鳥居もそっちにあったのかな~? と思ったら さにあらず。なんと 意図して「後ろ向き」に建てられてるんですねー。
理由は_この神社が
帝の寵愛を失い ここで入水自殺した采女の霊を慰めるために建てられたものだが (祀られた)采女が 自分が死んだ池を見るのが辛いとて (自分で)社を後ろ向きにしたため、だそうです。
↓この哀れな采女の話は平安時代に書かれた『大和物語』に記されており 後には能「采女」として演じられるようにも。(へー)
又9月には 「采女まつり」というお祭りも行われているそうです。
(舟に ミス奈良 ミスうねめ を載せるという 華やかなお祭りらしい)
池端にはこんな案内板もありました↓「猿沢の池の 七不思議」
澄まず 濁らず 出ず 入らず 蛙はわかず 藻は生えず 魚が七分に水三分
ですって。
いや 魚が七分に水三分 は物理的に無理なんじゃー?
と思いますが とまれ
知らない事だらけだよ 猿沢の池、 でございます。
(なかなか始まらない「頭塔」を訪ねる旅)))))