
御祭神は天児屋根命・武甕槌神・経津主神の三柱。(奈良の春日大社の四柱のうち 姫神が移されてない、ようです) なのですが、
『紀伊国造家旧記』によると_神武天皇東征の際、紀国造家の祖:天道根命(アマノミチネノミコ=天孫降臨神話で饒速日の護衛を務めた神様の一人) が 加太に上陸し、この地に天照大神のための頓宮(仮の宮)を建てたのが始り~ とか。
又、役行者(エンノギョウジャ)が友ヶ島を修行の場とする際に ここを鎮守社と頼んだ、という話も伝わっているようです。
(Wikiniよると、中世には「住吉社」と呼ばれていたそうです。いつからここに春日の神が祀られるようになったか、は不明のよう・・・。/ 昔 天照大神が祀られていた事と関係があるのか・・・ 天照大神は今は住吉さんとともに「配祀神」として祀られていました。)

通りに面した鳥居の正面 になる「手水舎」。

カギに回って 二の鳥居。その奥に一対の石柱。

それから 拝殿。(割拝殿のようですが 通り抜けはできません。この先に幣殿があり、その奥が本殿、のようでした。)

拝殿の壁に吊るされていた絵馬。絵馬に描かれた神紋は春日大社と同じ「下り藤」でした。

拝殿の裏手に回ってみましょう。摂社・末社があるようですよ?

こちらは白龍神社。(かわいい対の白蛇さんが飾られていましたが・・・写ってませんね^^;)

拝殿の西壁 ↓あら、水占 ですって。(FBによると ごく最近始まったようです)

拝殿の裏。手前が、賽神神社 須佐神社 蛭子神社 八幡神社 八王子神社 布留神社が合祀された社。

その隣が稲荷社。右奥に本殿が ちら と見えます。/でこの本殿は慶長元年(1596年)に建立された「一間社流造」の神殿で 国の重文 だそうですがー・・・ 外からは見えません。せめて写真なりとも掲示して頂けないものでしょうか。(誰に?)

さて、退出いたしましょう。

時に↓加太春日神社はフェイス・ブックの頁もお持ち。
https://www.facebook.com/KadaKasuga
↑行事の写真が一杯。お祭り、賑やかだなー。海開きの折の祝詞も ここの宮司さんが上げられるんだね。/色んな発見がありました。
続いては この神社にゆかりのある 役行者のお堂を訪ねてみましょう。

(↑赤い橋は 来しなに渡ってきた「加太大橋」。)
しばらく行くと「小嶋商店」というお店がありました。
と ここで亭主がまたも
「ちょっとまった 加太名物よもぎ餅だってよ?」と・・・。

(さっき「あげパン」食べたばかりだというのに)

売られているのは 「今売れています


小嶋商店では よもぎ餅の他 貝も売られていました。

↑ほう、さざえが一かご1000円。その右は ・・・ えーと「おさ 一かご五00円」ですか?(あさりに見えるんですがー・・・)

道なりに尚も行くと、崖の上にお堂がありました。

30m程行った先にー

「役行者堂」と彫られた石がありました。

階段を上がると (亭主だけー)

お堂があったー そうです。

お堂の前からは友ヶ島も見えたー そうです。

申し訳ありません、
亭主によると このお堂横に 更に上に上る階段があったそう。
「ガイドブックに 役行者堂は石段を随分上った先 と書いてある。写真のお堂は 観音堂 で、本当の役行者堂は ここよりまだまだ上だったかも」と言いだしました。
「加太 役行者堂」で画像検索すると もっと立派なお堂の写真がヒットします。

・・・役行者堂、 いつか又 改めてお訪ねしたく思います。(すみませんすみません)
さて、この後は 淡島神社へ行ったのですが、
その話は又 項を変えて_。
<おまけ>
小嶋商店のよもぎ餅はー


おいしかったんです!(とても「真面目なよもぎ餅」の味がしましたよ)
買って正解でした!