
大手門から二の丸へ上がるスロープ。

お城建築のお約束_クランク。(石垣は穴太衆(アノウシュウ)の手による野面積(ノヅラヅミ))

この、二の丸曲輪一歩手前地点には「鉄門(クロガネモン)」があったそうな。

二の丸には現在 1944年まで存在した 大書院(オオショイン)が復元されています。内部も見学できました。(「四館共通入館券」で)

↑この唐破風(カラハフ)の入り口がある建屋から入館します。
↓こちらが 復元された大書院。築城とほぼ同時期に建てられ、 明治以降は学校、公会堂として使われてきたそうです。

↓大書院の南側には かつて御殿 がありました。今は石で部屋割りが示されています。


↓御殿の東側の 一段高くなっている曲輪(クルワ)が本丸。天守閣は_最初から造られていません。(櫓は建てられたそうですが)

御殿の南には「埋門(ウズミモン)」があります。今は遺構のみですが、元々はここに(おそらくは櫓の載る)門があったのでしょう。(状況によっては この石段部分は埋めて、敵の侵入を防ぐ、んですね?)

門の外から埋門を見上げたところ。

因みにこの 攻めるに難く守るに易い篠山城築城の折の 普請総奉行は池田輝政、縄張奉行は藤堂高虎_だそうです。
退出し、東馬出の方へ行ってみます。


馬出の向こうに見える白い建物は・・・

「丹波杜氏酒造記念館」。

大甑(オオコシキ)や サル といった道具の展示も珍しかったし、 酒造りの再現ムービーがまるでドキュメンタリー映画の様でスバラシカッタ。(例えば_ 酒米を蒸して 櫂 のような木製の道具でそれを練って餅状にした物を 杜氏が手でもんでのばすところ 面白かった。のだけど 後ろのスピーカーから流れる「水の音」が大きすぎてよく聞こえない箇所があって残念だった。 記念館さん、どうぞもう少し「水の音」の音量絞って下さーい)
続いて訪ねたのは「歴史美術館」。(「四館共通入館券」で入れる施設です)

中は美術館ですが、建物は1981年まで使われていた 地方裁判所。この門は藩庁時代の物、だそうです。

今は90度回転させて西向きになっていますが、元々は門を入った側が正面の 南向きの建物だったのだとか。

↑つまり_ こちらの側ではなく・・・
↓車寄せのあるこちらが 本来は門を潜ると見える側だった、のですね?

装飾の少ない簡素な造りながら 威厳が感じられる建物です。

内部に保存されている 法廷。(被告人席に立てます ???)

この建物は 木造の裁判所としては現存する最古の物だそうです。(へー)/// あ こちらは美術館。館内には美しい武具や埋蔵文化財等が展示されてましたよ、当然^^
少し北にある 春日神社へも行ってみましょう。平安初期にこの辺り(日置荘)の所有者であった藤原の基経・時平親子が 藤原氏の氏神である春日さんを勧進したのが始まり だそうです。(時平というと 菅原道真を大宰府へ左遷した あの?) / 創建当時は 現在お城がある場所に建っていたそうですが、お城を普請する時 ここに移されたようです。

境内の社殿等の建屋は・・・不思議な配置になってました。

本殿は 参道正面には無く なぜか横向き。

(↑いうまでもなく、春日神社は 奈良の春日大社の分祀。御祭神は藤原氏の氏神四柱。/建てられた当初(平安初期)は 今お城がある小山にあったそうです。)
本殿の斜向(ハスムカイ)には能舞台。

(↑この能舞台は国の重文だそうです。板戸が閉められていて中を見る事はできませんでしたが、神社境内の物とは思えない立派な物である事はわかりましたよー)

能舞台を寄進したのは幕末の藩主・青山忠良(タダナガ)。このお殿様は能の愛好家だったそうです。
山側にあった銅像。能の「翁」を舞うシテさんです。(春日神社ではお正月に能の「翁」が奉納されるのですって)

境内には春日さんの眷属_鹿の像もありましたねー。

石段の上にあったのは 愛宕神社。火伏の神様ですねー。

境内から見た 随神門(右手前) と 絵馬堂(中央奥)。

この絵馬堂に有名な絵があるそうですよ?

↓黒神馬_狩野尚信の筆になるもの、ですって。

他に奉納されている絵馬も 力作ぞろい。(保存も比較的良いですね?)

そうそう、随神門の神様は_ 藤原時平と 菅原道真でした!(すごすぎる)

(道真を随神さんと呼ぶのは失礼なので ここは「随身門」の「随身さん」とすべきですね、神社の表記も「随身門 右大臣 菅原道真」です)))

右大臣の道真、若々しい。

(写真を撮りそこなっているのだけど_ 左大臣 藤原時平の像は おじいさん でした。本当は時平の方が道真より26も年若なのですが? 39歳で亡くなっていますしね? うーむー まるで左大臣と右大臣が入れ替わってしまったかのよう・・・)
参道入り口の朱塗りの鳥居から 北 を見たところ。(こちらからお参りすべきでしたねー)

この後は 街の中を通って・・・



別のご当地ソフト「栗」を食べてー

お蕎麦屋さんへー。(つづく)