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神社・お寺めぐりレポート【目次その１】
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ゆきこです
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羽田総鎮守 羽田神社
３カ月に一度のペースで参拝している穴守稲荷神社から歩いていける
近くの神社を探したときに、ピンときたのが大鳥居駅にある羽田神社
ご祭神は須佐之男命・稲田姫命の夫婦神とされていますが、
ご由緒では約800年前の鎌倉時代、羽田水軍だった行方与次郎が
牛頭天王を祀った
と、記載されており、巨大な牛頭天王がいらっしゃると感じます
京都の八坂神社にいる牛頭天王のような、強いパワーの牛頭天王です
「都内で牛頭天王（ごずてんのう）に会いたい」と思ったら
羽田神社に参拝して、話しかけるといいと思います
牛頭天王は神様と魔の中間にいて、神様界にも仏界にも地獄にも顔が効く、
気が向いたら今世で人間の願いも叶える極めて稀で特殊な存在です
↑牛頭天王は、手水舎の牛のような黒い牛の大きなお顔に筋骨隆々の人間の体、
拝殿のような赤黒い色の甲冑につえ（錫杖）を持っているイメージです
性格は超マイペース「夫婦神がご祭神になっていていいんですか？」と
牛頭天王に質問してみると、別にどう思われてもいいわ〜という感じで
「神社のご由緒に今のご祭神は須佐之男命・稲田姫命って
書いてあるんだから、そうも思われても仕方ないだろぉ」とのこと
細かいことはどうでもいい、気にしない
のだそうです、本気で怒ったり本気で戦ったらものすごく強くて恐いですが
今はリラックスして、拝殿にでーーーんといらっしゃるようでした
滅多に本気出さない牛頭天王ですが、羽田神社は羽田の氏神様
ご神域と氏子さんたちのことは愛情深く想って慈しんでいるそうです
ご利益は厄除け・守護・疫病退散
先ほど書いたとおり、牛頭天王は魔にも顔が効く特殊な存在なので
「魔には魔を」という感じで、魔や霊、人の念など憑き物を祓う力は抜群です
牛頭天王がにらみを効かせただけで、魔は恐れおののき逃げていきます
参拝しただけでも憑き物が去るので、心も体もスッキリ浄化されます
さらに牛頭天王の守護が付いていると、魔や悪いものは近寄れないので
厄や疫病などがつかないように、強力に守護していただけます
（参拝した人は全員、牛頭天王が祓ってくださいます）
↑御朱印をいただいたら、参拝記念のしおりもいただき大感激でした！
また羽田神社は、ご神域内の羽田空港も守っているので航空会社
各社に厚く崇敬されており、空港で働く人たちの
運行安全・航空安全など、羽田空港と飛行機を守り、
旅の安全を守ることにも尽力してくださいます
旅行や留学中の安全や家内安全など守ってほしいことをお願いするのも
すごくいいですし、牛頭天王に気に入られれば一生守っていただけます
もう一つのご利益は、一発逆転
牛頭天王が本気を出したら、どんな願いも叶えられるそうです
人生がどん底から一発逆転で大成功！！というのも夢ではありません
牛頭天王いわくどんなお願いをしても構わない、
参拝時に話していることはすべて聞いているそうですが
気が向いたら、本気出す
面白そうだったら、叶える
スタンスなので、叶ったら宝クジ１等が当たるぐらいラッキー！という
ワクワクする気持ちで遠慮なく大きなお願いをしてください
※リラックスムードの牛頭天王が、本気出すことは滅多にありません
ただし、牛頭天王は一生懸命がんばっていて心ばえがいいから願いを叶える、
毎日来て必死にお願いしてるから叶えるという温情は全くないので
牛頭天王のツボにハマって「こいつのお願いを叶えたら楽しそう（ニヤリ）
世の中がおもしろくなりそう！！」という主観と気分次第だそうです
写真は撮りませんでしたが、航空大学校に合格できましたなど、
「参拝後に夢が叶った」とお礼の絵馬がたくさんありました
人生が激変する、もっと大きな願いを叶えることもできるそうなので
「我こそは！」という勇気ある人はぜひ牛頭天王にお願いをしてみてください
ここからは、境内の摂社末社について書いていきます↓
八雲神社之碑
羽田神社では、第１３代将軍 徳川家定が疱瘡治療祈願に訪れた後に
疱瘡が治癒したこともあるほど、病の平癒にご利益があるそうです
この石碑には疱瘡神を祀っており、疱瘡や病気の平癒、身体健全、
新型コロナなど疫病退散をお願いするといいといわれています
鈴納稲荷神社・増田稲荷神社
鈴納稲荷神社は、1785年に羽田猟師町の鈴木弥五右衛門が開墾造営した
新田、鈴納耕地を風雨や洪水から守るために建立されたお稲荷さん
その隣にある増田稲荷神社は江戸時代中期以降、増田市左衛門が開墾した
増田新田を守るお稲荷さん、道路拡張に伴い、境内に移築されました
この２社のお稲荷さんとこの後に書く羽田稲荷さんは
羽田の地元と人々が大好き！なお稲荷さんなので
羽田に住んでいる人や羽田で働いている人は定期的に参拝すると
厄除け・守護・家内安全・商売繁盛のご利益をもたらすと思います
日枝神社
もともとは西町・前河原の守護神でしたが昭和３６年に境内社になりました
「山王さん」と呼ばれ、地域の人々から親しまれているとのこと
ご祭神は大山咋神、ご利益は五穀豊穣・家内安全・景気回復だそうです
狛犬さんの表情がとてもやさしくて、ほっこりしました
赤坂の日枝神社にはよく参拝しているので、羽田神社の境内で
日枝神社にまさかの再会にびっくり！参拝ができて嬉しかったです
羽田稲荷神社
もともとは井上軍左衛門が伏見稲荷大社から勧請した井上家の
屋敷神のお稲荷さんでしたが、昭和５５に境内末社となったそうです
羽田稲荷さんの裏が、墓地になっていて「ぐぬぬぬぬ」という感じですが
一生懸命パワーを保って、参拝者のために働いているとのこと
羽田稲荷さんいわく、お稲荷さんや神様は墓地が苦手なので
背中にいつも鳥肌がザーッと立っている感覚の中がんばっているそうです
羽田稲荷さんには、参拝時にじっくり丁寧に祝詞を唱えました
皆さんの応援の気持ちや油あげの奉納もお力添えになると思います
羽田富士
明治時代初頭に、富士山を進行する有志がつくった富士塚 羽田富士
９時から４時半までに行けば山頂に登って参拝することもできます
鳥居周辺には大手航空各社で働く人、航空各社に就職したいと願う人の絵馬
（飛行機の絵がかわいいです）が並んでいて皆さんの熱い気持ちが伝わりました
山頂には浅間神社の祠とにっこり微笑む狛犬さんがいました
浅間神社なら、ご祭神は可憐な姫神 木花咲耶姫命なはずですが‥
牛頭天王：木花咲耶姫神が、ここに入れると思うか？
私ゆきこ：となりが墓地なので‥難しいと思います
牛頭天王：わしは墓地は平気だ、墓があっても全く構わない
私ゆきこ：ということは、牛頭天王様系の神様ですか？
牛頭天王：わしの子分だ、女神だからご縁結びを願っていい
どんな女神様なのか、なぜ子分なのか、謎な部分も多かったですが
浅間神社の木花咲耶姫神と思って、良縁を願っても大丈夫だそうです
さいごに、牛頭天王には昨今の世界情勢のことなど、
いろいろと聞いてみたのですが、…と少し考えた後に
良くも悪くも やったことは
己にすべて返ってくるだろう（ニヤリ）
と、牛頭天王はおっしゃっていて心の中で怖いわ〜！と思いました
神様仏様なら、過ちに気付いて自ら軌道修正するようにさせたり、
本人が反省したら、救済することもあるそうですが基本的にはしません
自分が気に入っている人や助けたいと思ったら助けるそうですが
あくまでも気分次第、自分の気が向いたらだそうです
でも、牛頭天王は言える範囲で親切に質問に答えてくれたと感じます
自由気ままですが面倒見がよくて、やさしい一面もあると感じました
大師橋
羽田神社参拝後は、穴守稲荷のボスに言われたとおり大師橋に行きました
（川を見てスカッとすると良いとアドバイスをいただきました）
多摩川をはさんで、羽田と川崎を結ぶ大師橋を渡ると川崎に着きます
橋の上からは羽田神社や川崎の工業地帯、遠くに川崎大師も見えました
大師橋は産業道路となっており、振動がするほど多くの車が行き来する
交通の要衝、牛頭天王は強大なパワーでこのご神域を守っていると感じました
穏やかな多摩川、空高く飛び上がる飛行機‥
大師橋からのんびり川と空を見て、気持ちが晴れ晴れしました
羽田神社から徒歩５分ぐらいで行けるので橋の上にも行ってみてください
橋の上にしばらくいると、牛頭天王がこちらを見て一言
牛頭天王: おまえら（母さちこと私ゆきこ）は……、変わってるな
（…の間にジィィィッとこちらを見て、すべてを見定めているようでした）
ゆきこ :えっ？どんなところが？？
牛頭天王: ゲギャギャギャギャ（爆笑）！！
いったい何がツボにハマって笑ったのか、未だによくわかりませんが
羽田神社の牛頭天王が大好きになったので、また必ず参拝したいと思います