今日は、ルイ14世の誕生日だそうです。(1638年)
ルイ王朝の全盛期を築いた王として名を馳せてますね。
ルイ王朝といえば、かの有名なヴェルサイユ宮殿ですよ。
ここで日夜豪勢な宴が催されたと伝えられてます。
酒池肉林の絢爛豪華な食事が次から次へと供され、王朝の財政破たんを招いたといわれてます。
一人の阿呆王が贅沢の限りを尽くし、国を滅ぼしたというのは古今東西よくあるお話です。
しかし、このルイ王朝の時代にフランス料理とそれに付随するマナーが極度に発達したのも事実。
あながち、無駄使いばかりではなかったようです。
現在では古典と称される料理に、この時代に生まれたものがたくさんあります。
オマール海老のビスク、舌平目のボンファムなどの名料理が作られました。
素材に原価率などという言葉のない贅沢で濃厚なソース、このフランス料理の命ともいえる様々なソースが完成した時代です。
オマール海老のビスク
濃厚な甲殻類のソースが堪りません~ ♪
舌平目のボンファム
今では完全な古典扱いされて、トレンドなレストランではメニューにありません。