2018年3月6日
農業研修 第3日目
ハコベの対処法の話
昨日までの草刈りは、ハコベの根元の「分蘖(ぶんげつ)」している所が残っていてあまり良くなかったらしい。
ここを取らなければ、元の木阿弥、と言う事らしい。
少し調べてみる。
ナデシコは撫子と書く。撫でたくなるほどかわいい子♬カスミソウも同じナデシコ科。
春の七草の「はこべら」はハコベの事で、コハコベかミドリハコベの事だそうです。
クックパッドにもメニューが沢山載っていてビックリ。。。
おひたし、混ぜごはん。。。
そんなハコベ、実はかなりの曲者。
温度があれば越冬も出来る。寒くても花を咲かせる。日陰のジメジメしたところが好きだが、乾燥していても大丈夫。(葉や花についた水分を、茎に線状に生えた毛で根元に送るという特技を持つ。)根元から分蘖(ぶんげつ)して茎を増やし、あっという間に地面を覆い尽くす。タネは休眠が浅く、撒かれて条件が揃えば発芽する。
要するに、どんどん成長して、どんどんタネ作って、どんどん芽を出す。
カワイイ顔して、結構な肉食系🍖🔥
肉食系男子としては←
これを制さなければいけません。
植物には成長点や分蘖(ぶんげつ)と言うのがあって、主にそこから成長して行く。
ハコベも根元の分蘖から増えます。
もし刈られても分蘖が残っていればそこから生えてくる。
だから、ここを取れれば勝ち。
分蘖から伸びた茎の節が土につくと、そこからも根が出るという。これが厄介で、分蘖部が分かりづらい。そして、根は浅いが土に張り付いていて取りにくい。
この中から茎が集中している分蘖を見つけ出し、対処するのである。
ひとまず、感度を上げて分蘖を探すしか無い。
しかも雑草はハコベ以外にも沢山あるから、それぞれに対して対処が必要。
野菜についても、同じでしょう。
やっぱり、これを息をする様にやっている農家さんはすごいと思うのですよ。
研修は2年間。
1つ1つ、得た知識を整理していきたいです。
しかし、ハコベのエネルギーってのはすごいんですね。家のインコが血相変えて食べまくるのは、栄養の豊富さ、エネルギーの強さがあるからなのかも。春の七草に入っているのも、人もそのエネルギーの強さを取り入れたいからなのかもしれないですね。