カフェ「プランタール」のマルシェ / 農家さんとの種の話 | 函館の農家(志望)《無肥料・無農薬(自然栽培)+家庭菜園☆》ぬまっちのブログ

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美味しい食べ物を食べたい!!
自然栽培はそんな当たり前をいつまでも叶えるための1つの答えです。
農薬はもちろん、肥料も使いません。
これが実は、たくさんの意味で大事なんです。
自然栽培をいつもの食卓に。

10/15(日)に函館のカフェ「プランタール」でマルシェが開かれました。

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前回のマルシェ記事はこちらです。


「食べ物を通して豊かな自然とつながること」


そんなテーマを持ったこのカフェに、
月に一回こだわりの野菜を作る農家さんが集まります。

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マルシェにはたくさんの野菜が並びます!!

珍しい野菜もたくそん!!

お話を伺うと、それぞれにたくさんの思いが込められている事がわかります。


今回伺ったのは「種」の話


野菜の種は、播けば芽は出ます。
ですがその後、無事に育つかどうかはやってみないと分からない。
しかも!!上手くいったかどうか、分かるのは一年経ってから!!


その種がうまく育つ確証は無い。
もし全部枯れてしまえば、その年の収穫はゼロ。もしかしたら、収入もゼロ。生きていかれません。。。


そうならないように、たくさんの種類の種を手に入れて「実験」するんだそうです。


ある種は国内から。
ある種は外国から。
ある種は限られた生産者から。


そして、その中からよく育ったものを選び抜いていく。


そして、その「実験」こそが農業の最大の楽しさでもあると。何歳になっても研究し尽きる事が無い。すればするほど野菜は育っていく。


農家さんにとってその種は、遠い道のりにやっと見つけた「宝物」のようなものだそうです!


肥料や農薬を使えば、どんな土地でもある程度は育ちます。しかし、それだと野菜本来の味や栄養、酵素は無くなります。

美味しさが薄くなり、肥料や農薬の成分や匂いが染み込みます。


有機栽培農家さんや自然栽培農家さん達は、それを避けるために農薬や化学肥料を使いません。


そのかわりにたくさんの種を試し、上手くいけばまた同じ種を使います。
もしくは、その野菜から種を取り来年使う場合もあります。


しかも同じ地域の中でも畑の位置によって、日の当たり方や風の吹き方などが若干違います。
そのため、隣の畑であっても育ちやすい野菜は違ってくるそうです。
(マイクロクライメイト、と言うそうです。)


自分の畑を観察し、その特徴を知り、自分の畑だけの野菜を作る!!
それを美味しいと言ってもらえたら、もう最高じゃないですか!!


早く自分の畑が欲しい!!



来月もマルシェが開催されます。
11/5(日)11:00〜14:00
だそうです。

他にも食のイベントがたくさん!
きっと、新しい発見があると思います。
ぜひ行かれてくださいね。

カフェ  プランタール

函館市時任町28-8

TEL:0138-86-5086

ホームページ(イベント情報など)



読んで頂いた皆様へ。
本当にありがとうございます!!
イイネ、コメント大歓迎です。
これからもよろしくお願い致します。