豆と野菜を一緒に植えれば良く育つ!? | 函館の農家(志望)《無肥料・無農薬(自然栽培)+家庭菜園☆》ぬまっちのブログ

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美味しい食べ物を食べたい!!
自然栽培はそんな当たり前をいつまでも叶えるための1つの答えです。
農薬はもちろん、肥料も使いません。
これが実は、たくさんの意味で大事なんです。
自然栽培をいつもの食卓に。

今朝の畑近くより。

空が綺麗な季節です。
函館山も細部までくっきり見えていい感じです♪

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さて、

豆は土を豊かにすると言われます。

それは、豆の根に共生している根粒菌がチッソを土に取り込むから。

要するに、天然のチッソ肥料を出し続けているとも言えます。
チッソはタンパク質の材料。枝や葉を作るのにも必要です。


じゃあ豆と野菜を一緒に植えれば良いんじゃない??


と、考えて設計したのが今年の畑。

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幅70cm、長さ2mほどの畝にズッキーニ2株と、その真ん中と両脇にツルありインゲンを2株ずつ、計6株植えています。


ツル性の豆なら上に伸びて場所を取らないので、ズッキーニと空間を競合しないだろうという考えです。


実際、今年のズッキーニはよく取れました。月に6本以上は取れ続けています。


タネの違いや残存肥料の問題などがあるため一概には言えません。
しかし、一定の効果はあると見ていいと思います。


では豆を植えれば植えるほど良いのか。


実際は違うように思います。
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これは、同じ畝に植えているネギです。

ネギには土を殺菌する効果があると言われています。

他にもズッキーニの横からイネ科やキク科の雑草も生えてきています。


この畝には五種類以上の植物が生えています。これらの植物はそれぞれの根と菌根菌ネットワークで繋がっており、水や養分を融通しています。もちろん、根粒菌のチッソも。


この多様性のある環境によって、ズッキーニがうまくいっていると考えます。

ただ、地上では光合成をしなければいけないので、メインの野菜に日光が届くように畝を設計するべきだと思います。

この畝では、思った以上に豆が茂って日陰が多くなりました。ズッキーニが日差しを求めて60cmくらい樹を伸ばしました。


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函館は最低気温ヒトケタですが、それでもズッキーニはまだまだ行きます!!
どこまで進むのかは分かりませんが、いけるところまで行って欲しい!!



読んで頂いた皆様へ。
本当にありがとうございます!!
イイネ、コメント大歓迎です。
これからもよろしくお願い致します。