それは、豆の根に共生している根粒菌がチッソを土に取り込むから。
要するに、天然のチッソ肥料を出し続けているとも言えます。
チッソはタンパク質の材料。枝や葉を作るのにも必要です。
じゃあ豆と野菜を一緒に植えれば良いんじゃない??
と、考えて設計したのが今年の畑。
幅70cm、長さ2mほどの畝にズッキーニ2株と、その真ん中と両脇にツルありインゲンを2株ずつ、計6株植えています。
ツル性の豆なら上に伸びて場所を取らないので、ズッキーニと空間を競合しないだろうという考えです。
実際、今年のズッキーニはよく取れました。月に6本以上は取れ続けています。
タネの違いや残存肥料の問題などがあるため一概には言えません。
しかし、一定の効果はあると見ていいと思います。
では豆を植えれば植えるほど良いのか。
実際は違うように思います。
ネギには土を殺菌する効果があると言われています。
他にもズッキーニの横からイネ科やキク科の雑草も生えてきています。
この畝には五種類以上の植物が生えています。これらの植物はそれぞれの根と菌根菌ネットワークで繋がっており、水や養分を融通しています。もちろん、根粒菌のチッソも。
この多様性のある環境によって、ズッキーニがうまくいっていると考えます。
ただ、地上では光合成をしなければいけないので、メインの野菜に日光が届くように畝を設計するべきだと思います。
この畝では、思った以上に豆が茂って日陰が多くなりました。ズッキーニが日差しを求めて60cmくらい樹を伸ばしました。
どこまで進むのかは分かりませんが、いけるところまで行って欲しい!!
読んで頂いた皆様へ。
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