11/9(木)の高値23,382.15にはまだまだも、その終値22,868.71円を更新。
東証一部の時価総額は681.2兆円と過去最大に。
正直、1980年代後半から1990年代前半に、当時の大蔵省と日銀がバブルを膨らませるままにし、その後、不動産融資の総量規制、公定歩合の引き上げ、さらに1997年の消費税増税と失政に次ぐ失政を重ねなければ失われた20年はなかったんじゃ…とゆかぴょんは思いますけど。
2017年7-9月GDP発表だと、過去最大の546兆円。
過去の経験則だとGDP比1.2倍辺りが相場のピーク、だとすると既にGDP×1.2=655.2兆円を超えているので、今後はどうでしょうな。
ただ、日経平均は2000年4月の大量銘柄入替のせいで連続性なし、上場企業数が増えているから東証一部の時価総額は大きくなって当たり前、GDPも2016年に算出基準を変更して研究開発費を参入する等で20兆円弱嵩上げされていたりと、基準の連続性が怪しい。
何よりも、日銀・年金・郵貯でアベノミクス開始以降、日本株を40兆円以上購入している。
アベノミクス開始時点では東証一部の時価総額が確か260~280兆円だったはずなので、その影響はデカイ。
浮動株が減って、それが株価に影響してるんだから、GDP比の時価総額もそれを考えると過去の経験則は必ずしも当てはまらない…かも。
ゆかぴょんPFはチノー(+2.90%)、マークラインズ(+7.38%)がけん引して+35万円弱。
チノーは1ケ月前から1300円→1700円と30%ほど上昇。
いつ買ったんだっけ?と確認してみたら、1月下旬に@1180円。
この1年で45%弱上昇してるんだけど、PER28.93倍、PBR1.06倍、時価総額158億円。
そういや、こんな記事書いてたなーと懐かしいw
失敗したなーと反省しきりなのが、温度センサー=チノーで思考停止してしまい、調査をさぼってしまったこと。
同じ温度センサーという切り口でも、SEMITEC(6626)の存在に気が付いていれば…。
SEMITEC(6626)
年初来安値:1,401円(1/18)
年初来高値:5,440円(9/19)
12/11終値:4,215円
仮に同じ1月に1500円ぐらいで購入、高値売却し損ねてアホールド中だったとしても、+180%とチノーとは桁違いのパフォーマンスだったはず。
まあ、1月時点でどちらのパフォーマンスがいいかは判断つかないから、「うーん、両方買っとく?」だったら、年間+112%でダブルバガー達成だったと、タラレバ定食。
ちなみに、このSEMITEC、これだけ上昇しても、現時点でPER21.71倍、PBR1.48倍、時価総額120億円。
ということは、1月時点でチノー・120億円、SEMITEC・42億円。現時点でも、160億円+120億円=280億円。
金さえ出せばM&A出来るとは限りませんけど、世界の温度センサーの覇権が握れる…かも?と思えば、1000億円で両社をM&Aしてもいいぐらいじゃ…。
しかるのちに
「温度センサーの値段を5倍にします、嫌なら他所で買ってください」
「利根川屋、それはいくら何でも阿漕過ぎやしないか?」
「いえいえ、これでも大変勉強しております、むしろリーズナブルなぐらいです」
というのもありだと思うんだけど…。
実際、欧米企業、例えばサーモフィッシャーサイエンティフィック(TMO)なんかモロにそうでしょ。
日本企業は資本財や素材で高い世界シェアを握るも、それを価格・利益、M&A等によるさらなるシェアupに繋げる戦略が弱いように思う。
てなことを考えるゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。