タイムマネジメントの神様 行本明説さん 『タイムマネジメントをやりたかったワケではない』 | 【相見積ゼロ】契約ゼロから売上2600万円を実現させる!ホームページライティングの秘密

【相見積ゼロ】契約ゼロから売上2600万円を実現させる!ホームページライティングの秘密

「やっぱりホームページからの契約なんてむずかしいよなぁ...」と嘆いている社長さんへ
10年間売上ゼロが2600万円を稼ぐホームページに大変身させる!「相見積ゼロ」を実現させるホームページライティング秘密を大公開。

 セミナー講師がドタキャン。
 開発者が行方不明。
 いつも”
淡々と”
 タイムマネジメントの
 ロジックを構築してきたワケ



今回ご登場いただくのは、日本で数少ないタイムマネジメント・
コンサルタント
行本明説さんです。


35歳で独立し、ひょんなことからタイムマネジメントに関わり
ひとりでタイムマネジメント、セルフマネジメントのロジックを
体系化された方です。


わたしの札幌南高校の大先輩ということで、お話を聞かせてい

ただきました。


( 会社HP    http://www.450.co.jp/index.htm  

 日本タイムマネジメント普及協会 HP
          http://www.jtime.or.jp/index.htm  

 書籍一覧   http://www.jtime.or.jp/mi/bookinfo.htm    )


『お金もうけの臭い

 のあるひとはダメだね』


札幌南高校の同級生から言われます。


『行本くん。あなた、他のひとと違うオーラがある。

 淡々としてるね。』


高校時代から変わらない行本さんの性格。



学生時代、仲間と学習塾を始めます。最初は生徒が全然集まり

ません。そこで、九九ができない子に九九をできるようにする塾に
内容に変更。手をつけられないような中学生が集まりるようにな
ります。”ここに来たら間違いなく高校に入れる”と中学の先生
の間で有名な塾になります。



翌日やることの話し合い。その日やったことの確認。この作業の
繰り返しを行い、生徒数も増加。講師の数も50名を越えます。



ところが、お金の問題で、仲間割れがおき、最終的には塾を解散。
行本さんひとりで税務署に清算処理。税務署の方から、


『お疲れ様でした』


の一言に、思わず声をつまらせて涙します。全身全霊を傾けてい
たことへの”ねぎらいのことば”にとったからです。



「とりあえず社会人やるしかない」と思い、一番最初に内定をも
らった会社に行くと決めます。今では超有名な不動産販売会社で
す。



「10年は修行だ」と決意して、怒涛のように忙しいサラリーマ
ン生活。気がつけば10年。転勤の辞令とともに、10年の約束
とご家族の問題があり、退職。行本さん、35歳。



脱サラ時、特に計画はなく不動産コンサルタントとして独立。

ひょんなことからお客様が、英国からタイムマネジメントの仕組
みを広める協力依頼。営業マンやコンサルタントが集まって立ち
上げます。



ところが一回セミナーをやると一人抜け、二人抜け。みんな二度
とやりません。



あるセミナーで講師のひとが、ビビッてドタキャン。講師見習い
の行本さんが、受講者からアドバイスを受けながら、一人でセミ
ナーを行います。



淡々とこなしながら、「面白い」「オレできるじゃん!」とほく
そえんでいました。そこに、従業員1000人の会社の社長から
お声がかかります。


『あんた一人でやる条件で、やってほしい。』


『全社員の顔と名前を一致させてね。』


行本さん、まず人事部へ行き、1000人の社員名簿をもらい、
顔と名前を覚えます。



最初、参加者とコニュニケーションを取ることを学びます。朝か
ら晩まで週に2,3回、半年間のセミナーを実施。半分は顔を覚
えました。なによりセミナー講師としてのお勉強させてもらっい
ました。


『どこが伝わったか、伝わらなかったか。
 こうした方が伝わる、ここは伝わらない。
 そういうことがわかった。』


これが、英国の”Aタイム”と呼ばれる、海のものとも山のもの
ともわからないタイムマネジメント。この仕事を通して、ご自身
のタイムマネジメントの考え方を体系化できるようになります。



1991年、Aタイムの開発者と会い、日本版Aタイムの作成作
業に入る。自分の見解を述べるうちに、開発者とバトル。しまい
に開発者は行方不明。’A’time社は清算。



しかし大手コンピューターメーカーの機器に、Aタイムを搭載す
る世界的な計画が進んでいました。従業員はいなくなる。事務所
は追い出される。自宅も売却。借金の山。


『ビジネスとしてではなく、

 研究者として完成させたい。』


1年がかり、行本さんおひとりで、行本ロジックのタイムマネジ
メントを完成させます。しかも”淡々と”。



その結果が、1994年刊行の『ザウルスで仕事革命』『セルフ
マネジメント・スキルBOOK』
というかたちになります。



行本さんの読者の方からは、英語で体系化していれば、ノーベル
経済学賞だったのでは、と言われるくらいの評価を得ます。事実、
同業者には、いつも注目されていたそうです。



行本さんに、おひとりで大変な時期をどうやって乗り切ったので
すか?とお聞きしましたら、


『借金で追い込まれても、淡々とお金の臭いなしに

 仕事をするだけ。』


とお話になりました。


『コンサルタントは、
 金もうけの臭いのあるひとは
 ダメだね。』


1997年、仕事の科学研究会を設立。個人と組織の生産性向上の
マネジメントモデルの道筋をつける。その後は、行本ロジックを他
のコンサルタントの方を育成し、現在に至ります。



最後に、行本さんにとって、コンサルタントとは?とお聞きしまし
た。


『コンサルタントは黒子。』


『お客様のことを
 淡々と
 客観的に見て、
 自分の力を
 100%発揮する。』



静かにお話いただきましたが、日本発のマネジメント手法を世界に

広めたいという夢を持ち続けている行本さん。


秘めた粘り強い情熱。



行本さん。ありがとうございます!



【関連記事】
行本さんご本人が書いたプロフィールは、こちら↓
http://www.jtime.or.jp/mi/pro_yd.htm