ねたきり | 50代まだまだ迷い道

50代まだまだ迷い道

色々自由にやらせてください。


こんばんは




以前、こんな、記事を書きました。
2017年の話しです。







このおじいちゃんには続きがあります。




ディサービスに行くようになりました

ある日
息子がディサービスに忘れ物を届けに行くと
部屋の隅でポツンと座っている
おじいちゃんを見てしまった。
職員も
おじいちゃんがよか!ここでよか!と言うので
無理強いはしなかったようですが



おじいちゃん
ディサービスの雰囲気や他の利用者や職員と
馴染めなかった。


結局
辞めてしまいました。



認知症は加速して行きました。






と、言っても
ご自分で身の回りの事もできている
と聞いていました。







おじいちゃん
とうとう寝たきり
話では
一点をジッと見てる
じいちゃんおかしなってしまったんやろか



と言う。



ご縁のあったおじちゃんなので
お見舞いに伺い


「おじちゃん!!日本生命の吉永です。よ!し!な!が!さ!ゆ!り!!ですよー。覚えてますか?」




と言うが

特に反応もなく
目をキョロキョロとたまにしたり、

手で顔や頭を触る以外は
本当にどこかを見ていた。





認知症の進行なのか
加齢で衰えたのか





病院は
ゴロゴロと寝る日々が続いて
廃用症候群
と診断がでたようだ。










お元気でしたが、
月日は流れていました。





なんか思うんです。

あの時
ディサービスで誰とも話さない月日が
おじちゃんに
何か影響を与えたのではないかと。

と。言っても

嫌だと言う利用者に無理強いもできないし
職員もきっと色々話しかけたり、手は尽くしてくれていたと思う







家族は


ディサービスで賑やかに過ごしていると
ばかり 思っていた



私が吉永小百合になりすました時は
おじちゃんは元気だった






あの時
ディサービスに行く選択がベストで
この道しかないと
思っていた。


おじちゃんは
初日から馴染めていなかったと言う。





家族には愚痴も溢さずに
通っていたようた。






ディサービスにいきはじめて
おじちゃんは無口になったと言う。



人はいくつになっても
人間関係には気を使う。



人見知りもするだろう


   
それでも
馴染めないって苦痛だと思う。

言葉が減り、きっと部屋の隅で孤独を感じていたはず








会話が、楽しめたり
社交的な利用者さんはスタッフも苦労はない





ディサービスへ行ったことが
正解だったのだろうか
思ってしまう。






おじちゃんの認知症は深くなった。








あんたの脚より細い大根いらんかえ?

ニターと笑って


モォーヤだッとおじちゃんの腰を叩くと


あ、折れた!


なんて
とんちの効いた
おじちゃんはもう、居ない







あまり長くないような気がします。






唯一救いなのは

自宅に居ること。

おばちゃん(奥さん)の決心


なんか手伝うことあったら言ってなー

と言って帰ってきた



契約のヘルパーさんや訪問看護師さんが
しっかり
ついてるから





私は何をしてあげれるかな。








歳を取るってそういうこと。